イスラエルへのテロは、言論への絶望である。

イラク国内へのテロも、言論への絶望である。
(もし、アルカイダによる米国とのマッチポンプ的自作自演でないなら)

アメリカへの9.11も言論への絶望である。
(もし、アメリカの自作自演でないとするなら)

弱者の言論の場がない。
さらに、弱者の国と強者の国の言論による和解の場がない。

せめて、命衣食住の最低限度の保障すること、赤貧の回避を民族自らの自助努
力で達成できる機会均等の場を保障すること、これらを保障するのは人類の責
務。

日本は、米国と銃を持って中東にむかうのではなく、言論の場を世界に向かっ
て提供する国になることで、反テロの実行力を発揮する。

テロからの脱出は、言論への希望を回復するところからだ。日本国政府はこの
点を真剣に模索すべき。