「教育基本法は現代の教育勅語」の件
教育勅語は朕思うにで始まるわけですが、朕が思おうと思うまいと関係ないの
です。しかし、教育勅語は必ず朕が思うことから始まる。朕への個人崇拝が圧
倒的拘束力で子供の内心に自由を拘束するわけですね。
スリッパで小学生の頭をメタ叩きにしたり、バケツを両手に持たせて何時間も
廊下に立たせたりむちゃくちゃな体罰も、天皇陛下の御紋もまえに、親も生徒
も沈黙。反抗しようものなら不敬罪、国家反逆在で拷問。特高、憲兵、中学な
ら軍事教練の教官に徹底的に拷問に合う。
これが戦前戦中の日本のファシズムでした。
教育の権威なんて所詮、天皇制という個人崇拝の国家体制におびえた国民の恐
怖心に他ならなかった。
天皇制による御紋が昔の威力を失ったのは、天皇が人間宣言したからではあり
ません。治安維持法が廃止され、国家反逆罪がなくなり、特高が消え、軍事教
練がなくなり、憲兵が消えたからです。
ところが、教育基本法は、天皇なき権力による教育の国家統制を実現するも
の。だが、天皇制の体制がない今、恐怖心に基づく強制力を内心に持たせられ
ない。そこで法律による強制手段でがんじがらめにしようというのが、教育基
本法の愛国心や、教育二法という教員の思想の自由を拘束する法律や教員の監
視というファシズム教育環境なわけです。
支持者にお伺いします。
こんな現代の教育勅語を通過させる国会議員や政党というのをなんで支持する
のですか?
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
GnuPG Key ID = ECC8A735
GnuPG Key fingerprint = 9BE6 B9E9 55A5 A499 CD51 946E 9BDC 7870 ECC8 A735