新城@筑波大学です。こんにちは。

自分のものではないのですが、MacOSX 10.7 Lion を少し触ってみま
した。そんなには、まだ違いは感じられません。トラックパッドで
画面を動かす時の方向が、iPad と同じになっているとか、そのくらい。

1つ面白いと思ったのは、Apple Remote Desktop で接続する時に
「仮想ディスプレイに接続」というオプションが増えた所です。つ
まり、MacOSX 10.7 Lion が動いている Mac で、コンソールで誰か
使っていても、別のユーザが別の「ディスプレイ」で、GUI でログ
インして操作できる所です。普通の利用の裏で、管理作業する時等
に便利です。Windows の Terminal Service 風。(今までは、ssh で
の文字端末での同時ログインもできたのですが、GUIでの同時ログイ
ンは、できませんでした。)

何人まで接続できるのかとか、実際に何人まで使い物になるのかは
よくわかりません。

それにしても、Apple Remote Desktop (売り物) からこの機能を使
うのは、今ひとつ面倒です。今までの普通の方法(画面を共有)_と仮
想ディスプレイのものを切り替えるのには、いちいち「情報」を表
示して編集しないといけません。

MacOSX に最初からついてくる「画面共有.app」だと、細かいオプショ
ンを設定する所がないので、「仮想ディスプレイに接続」の機能は
使えないのでしょう。「画面共有.app」は、次の場所にあります。

"/System/Library/CoreServices/Screen Sharing.app"

にしても、接続元でオプションを指定するのが、少し変な感じはし
ます。

同じコンピュータに接続しても使えるのかなあ。それで VM なしで
複数 Skype 実行できると有難い。(私の Apple Remote Desktop が
動く Mac は、Snow Leopard しか走ってないので、確かめられませ
ん。)

\\ 新城 靖 (しんじょう やすし) \\
\\ 筑波大学 電子・情報       \\