kono@ie.u-ryukyu.ac.jp (Shinji KONO) wrote in message news:<3990749news.pl@rananim.ie.u-ryukyu.ac.jp>...
> 
> In article <clap9j$17be$1@nntp.tiki.ne.jp>, solsys <solsys@bu.iij4u.or.jp> writes
> > 時空に最小単位があれば、相対性理論は修正されるのかもしれませんが
> > 相対性理論が作られた時はそんなこと分かってなかったわけだし、
> > マクロな世界では十分通用するわけですよね。
> 
> 最少単位があっても、それがローレンツ不変な単位であれば相対論
> の修正は不要です。その単位が不変でない射影の長さみたいなもの
> だったら、それは修正は必要だろうけど。実際、素領域みたいなア
> イデアもあったわけだし。h は長さの次元を持つ量で、実際、最小
> 単位に近い意味を持ってます。
> 
> > 修正されても
> > 何も問題ないし、相対性理論の価値が下がるわけでもない。
> 
> このあたり、ニュートン力学も、相対論も、そして、量子力学も、
> それぞれ、無矛盾な理論であるってのを理解してない人が「間違っ
> ている」みたいなこと言うんだよね。アインシュタインもニュート
> ン力学が間違っているっていう主張をしたわけではないんだよな。


数学上の理論なら、無矛盾でありさえすれば、一応、それで「合格」
だろうけど、物理学上の理論となると、無矛盾なだけでは、到底、
「合格」とは言えないでしょう ---- 物理的実在を正しく捉えた
理論でなくては。 ヽ(^。^)ノ

ニュートン力学は、ミクロの物理的実在には殆んど通用しないし、
超マクロの世界にも、これまた、殆んど通用しない。
ただ、ミクロと超マクロとの中間の世界に、実用的な精度で通用
する≪近似理論≫であるに過ぎない。

19世紀の中頃までは、ニュートン力学にこの様な「運命」が
待っていようなどとは、誰一人として思わなかったことだろう
けれど。

今をときめく相対性理論にも、同じ様な「運命」が待っているの
かも知れない。