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民主主義とは何か、この議論こそが日本に不可欠。
改憲への暴走は日本をファシズム国家に。
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もっとも危険なところを列挙する。

「第八章・司法
一審制の憲法裁判所の創設」

これは、独裁を生む。
問題は三審か一審かではない。司法、立法、行政の三権を権力が握るところ。
ここを変えずに、しかも一発勝負の一審では、完全に基本的人権は消滅する。
今回の田中議員の件に関する出版の差し止めという言論の自由へのテロを見
ろ。アウト。同類の問題は山積。ヒットラー化。

首相の権限強化
「第七章・内閣
指揮命令権の集中。
これもヒットラー化。独裁を生む。


「第十一章・改正
衆参両院の3分の2以上の出席で3分の2以上の賛成で可決成立。国民投票はな
し。賛成議員が過半数以上3分の2未満のときのみ国民投票。」
憲法はバンバン改悪される。
すでに現自公民で何でもできる手続き民主主義を強化したもの。もはや国民な
どかやの外。投票率30%でも、10%でも、ヒットラーが誕生する。

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矛盾、不法な前文。

「前文
基本的人権の尊重、国際平和・協調への努力、歴史と伝統の継承」

基本的人権が、戦争への参加と、天皇制への求心制回復と同列に列挙され、基
本的人権はこの前文ではすでに死滅。変わりに軍国日本に復権を暗示。
文句を言うやつは、非国民の復活。人権は、改憲、憲法以前に保障されたもの
であり、憲法で矮小化されるべきものではない。言論の自由など消滅。思想信
条の自由も消滅。さしずめ、君が代は序の前文で尊重義務を規定され処罰の根
拠とされる。

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軍隊の復活
「第十二章・安全保障
自衛のための軍を持つ」
「第四章・国際協力
国際的な共同活動に積極的に協力。軍隊は国会承認で参加」

これで、ファルージャ掃討作戦があれば、自衛隊が皆殺し役をおおせつかるわ
けだ。

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「第六章・国会
内閣の国会議事への関与を可能にする」

これで三権分立は名実ともに、一権力に掌握完結。ファシズム独裁の誕生。
バンバン法律を作り、三権分立など実質的に完全機能停止。ヒットラーの本領
発揮。

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よくもまあ、こんな恥ずかしいものを新聞社たるものが作れるものだ。
読売新聞は、ファシズムの牽引車。
およそ民主主義とは無縁。


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1.民主主義とは、個人が責任ある主体的選択をする制度である。
2.民主主義とは、少数派意見といえども多数派意見を忌憚なく
 批判する機会を十分に与えられ、少数派意見が多数派意見に
 成長する可能性を保障する制度である。
3.どのような多数でもよい、多数で押し切ればなんでも許すと
 いう手続き民主主義のみで押し切る制度はファシズムである。
4.棄権者も、白紙委任組織投票者も、民主主義の敵でありファ
 シストである。
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