仮面ライダーカブト 44・45
てつたろさんのお言葉に甘えまして、44・45はまとめて超短尺版にして見ます。
うまくいくかなぁ?
仮面ライダーカブト 44
ラテ欄タイトルは「生きるとは」。
・・・死ぬことと見つけたり(違)。
○アバンタイトル
パーフェクトゼクター全部入りで黒カブを倒し、ひよりちゃんに会わせろと迫るカブト。
そこへ当のひよりちゃんが現れ、この世界には戻らないと宣言。
「馬鹿を言うな。そいつはワームだぞ!」
ひよりちゃんの姿もワームに。
○黒カブが銃撃を加え、ガタックがカブトをかばう。
「さよなら」
そういってひよりちゃんは去っていった。
変身を解いた総司の前に、ひよりちゃんの描いた絵が飛んできた。
虫総司が破いたものだ。
○「あいつ・・・本当にこのまま還ってこないつもりか?」
「ひよりがその方が幸せだと思っているなら、辛いがしょうがない・・・」
いつになく弱気な総司。
そこへ蓮華ちゃんが、吉報を持ってきた。
時空の彼方への道と思われる、皆既日食を目撃したのだ。
だが、ひよりちゃん自身に還る気がなければ、彼女の所に行けても意味がない。
「俺は・・・なんか違う気がする」
彼女の描いた絵を見た加賀美は、そう感じた・・・。
○ワーム軍団の快進撃は続く。
乃木大将も絶好調。
脇を地獄兄弟が通りかかるが、矢車はそのまま通り過ぎようとする。
御前様に吹っ飛ばされたのがかなり堪えたらしい。
○「お前となら、あのワームを倒せる」
戦場へ出かけようとする総司の前に、まだ傷の癒えぬ加賀美が現れた。
後でこの台詞が、出任せだとわかる。
○ワーム軍団は止まらない。
マスクドライダーシステム開発拠点であるエリアZを包囲しそうな勢いだ。
田所リーダーは、最終防衛ラインに残存戦力を集中する命令を下す。
現場で指揮を執っていた祐月ちゃんが、乃木大将に捕まった!
そこへ現れる剣!
「岬は俺が守る!」
「どう守るというのだ?」
「俺は、俺のすべてをささげる!」
武器を捨て、自らの身体を盾として祐月ちゃんをかばうサソード。
ブラッドベゼルが切断され、ポイズンブラッドが滴り落ちる!
毒は入ってない?
祐月ちゃんにかかったら、かえって危険だったりしないの?
ザンブロンゾには勝てない。
現実を受け止めた剣には、これしか彼女を守る方法がなかった。
偽ライダースラッシュで吹っ飛ばされる二人!
そこへ総司と加賀美が来援。
何とか命拾いした剣は、祐月ちゃんに謝罪する。
「これまで岬の気持ちをわからず、付きまとって悪かったな・・・。
俺は・・・現実を見ることにおいても、頂点に立つ男だ・・・。
さあ、行ってくれ・・・岬」
「岬犬でいいわ」
看護兵に運ばれる剣を見送る加賀美と総司。
「剣のやつ・・・強がりやがって」
「強がりか・・・」
「そうだよ。・・・!
ひよりもそうなんだよ。強がってるだけなんだよ!」
「?」
総司にあの絵を見せる。
「日よりはこの世界に還りたいと思っている。
でなきゃ、こんな優しい絵は描けない」
天使に祝福される妖精たち・・・。
総司の脳裏に、ひよりちゃんとの思い出が次々と去来する。
「だが今は、ワームを倒すのが先だ」
気を取り直した総司は、作戦を立案した。
「カブトとガタックの同時攻撃なら、奴も技をコピーできまい」
目の前にいるはずの敵をず〜っとほったらかしていたが、やっと変身。
ところがまた蓮華ちゃんからの通信。
再び皆既日食が見えるという。
総司の推測では、ハイパーゼクター使用の効果らしい。
「天道、お前はひよりを迎えに行け。
お前が戻るまで、持ち堪えて見せる。
そして、あのワームを倒すのは俺たち二人だ」
「・・・いいだろう」
拳を合わせるダブルライダー。
○ワームの壁が、ゼクトルーパーたちを押し捲る!
撤退を決意する田所リーダー。
どこまで退がれば終わるんだろう?
そこへガタック来援。
変化したザンブロンゾと斬りあう!
だが、力の差は歴然・・・。
偽ライダースラッシュで吹っ飛ばされるガタック!
そういえば、時間を止める力は無くなったのか?
「おやおや?別のお仲間が助けに来てくれたよ」
現れたのは、スーツに着替えた影山だ。
その左腕には、ザビーブレスが!
はやり誘惑には勝てなかったか。
でも、シャドウ軍団は誰もついてこなかったらしい。
さみしい〜。
颯爽と現れ、ザビーになったものの、ガタックの言うこととに耳を貸さない。
せっかくの同時攻撃のチャンスが、ザビーの先行でタイミングが取れず。
・・・見事敗退(脱)。
倒れた影山を、矢車が更なる地獄へといざなう・・・。
○カブトは皆既日食を探す。
「キャストオフ!」
黒い太陽に向かって宙を駆け上るカブトエクステンダー!!
飛べたっけ?
世界の果てで、ひよりちゃんたちを待っている総司。
「僕は天の道なんか行かないよ。
ひよりの兄、日下部総司として、ひよりだけを守って生きていく。
それが君にできるの?」
「俺は、ひよりの傍にずっと居てやることはできない。
俺は世界を守る。
ひよりの還るべき世界を」
「ボクはワームだ。
あの世界は、ボクが居ちゃいけない世界だ」
「お前はたまたまワームとして生まれてきた。
それだけのことだ」
「ワームは人類の敵だろう?」
「違う!
俺はワームだから戦うんじゃない。
人を殺め、小さな希望までも踏みにじる。
そんな奴らを倒すだけだ。
お前がどんな悪いことをした?」
「・・・」
○ガタック、ボロボロ。
「お前がこのざまだというのに、カブトは助けにも来ないのか?」
「黙れ!!
お前に・・・俺たちの絆など、わかってたまるか!!」
○「僕は、生きていてもいいのか?」
「俺はひよりが生まれてきてくれたことがうれしい。
だから、お前とお前が守るべき世界を守る。
7年前、瓦礫の下で初めてお前と会ったとき、そう決めたんだ。
さあ、還るぞ」
手を差し伸べる総司。
「・・・」
目を潤ませ、総司に歩み寄るひよりちゃん。
「ひより!嘘だろう!?ひより!!」
虫総司の声に、ひよりちゃんを停める力はなかった・・・。
○「おかえり」
「ただいま。・・・行くんだろう?」
「いいのか?」
「守ってくれ。ボクの世界を」
○ザンブロンゾ一体が停められず、もう後がないZECTの防衛ライン。
リーダーはエリアZの爆破を決意。
起爆スイッチにキーを差し込み、カバーをあける・・・。
『つまらん。これが戦いの神か。
その名前、俺が受け継いでやろう』
ガタックに偽ライダースラッシュの刃を振り下ろそうとしたとき、
唸りを上げてカブトエクステンダーが飛んできた!
真打登場!
「俺たちが力を合わせれば、誰にも負けない!」
「お前たちの言う絆か。
ヒャッヒャッヒャッ、笑わせる」
「俺の相棒を笑ったのはお前か?」
矢車までナイスタイミングで登場。
「俺も笑ってもらおう」
助監督か大道具さんが矢車を片付けたりして(違)。
トリプルライダーの同時ライダーキックが炸裂し、対処できずに吹っ飛ぶザンブロンゾ!
「なっ?!なっなっなっ何故だ!?」
パーフェクトゼクター全部入り・ガンモードで、前方に集中したワーム軍団を一気に粉砕するハイパーカブト!!
変身を解き、倒れそうになる加賀美に肩を貸す総司。
「お前の借りができたな」
「・・・今度、飯でも食わせろ」
いつも食ってるやん。
○総司の帰りを待つひよりちゃん。
そこに現れたのは、実は虫総司!
変身してひよりちゃんを追う!
撃たれたのか?倒れるひよりちゃん・・・。
「・・・壊してやる。こんな世界!!」
そして虫総司の前に、乃木大将出現。
・・・二人も?!
豪勢な合成に、作業がが大変でしょうね。
おまけコーナーは飛ばして、
仮面ライダーカブト 45
ラテ欄タイトルは「Xマス激震」
○「滅ぼしてやる。この世界を!何もかも!!」
前回のラストとちょっと違う。
二人になった乃木大将が、虫総司をスカウトに来た。
カブトの攻撃で分裂したのか?それとも最初から何人もいたのか?
だれがナインスタイン博士やねん。
○ひよりちゃんが待っているはずの場所に戻った総司と加賀美。
そこに見たのは、倒れているひよりちゃん!
そのまま直行で入院。
総司が訳を聞くが、ひよりちゃんは話そうとしない。
「ボクが悪いんだ・・・ボクが弱いから・・・ボクがわがままだから・・・。
全部、ボクのせいなんだ・・・」
剣も同じ病院の集中治療室へ。
祐月ちゃんが見舞う。
迷彩服のままで?不衛生な・・・。
身を挺して自分を守った剣を、憎からず思い始める祐月ちゃん。
剣に歳を聞いてみて、年下だったりすると、また悩んだりして。
「坊ちゃま!なんと言うお姿に・・・おいたわしや!」
入れ替わりにじいやがやってきた。
お元気そうで何より。
○ワームの無差別殺戮が始まった。
バスの中で乗客を襲う!
ガタックが駆けつけ、対処。
○加賀美パパの執務室に、黒いローブの男がやってきた。
「根岸さん!」
うやうやしく一礼するパパと吾郎ちゃん。
ローブを取ると、派手なスカジャン姿の恰幅のいい若い男。
妙に腰が低い。
小林正寛さん。よく「踊るさんま御殿」に出てるらしい。
パパは根岸を総司に引き合わせる。
どうやらこいつはネイティブらしい。
「安心しろ。俺がいれば、総て巧くいく」
総司の主観から見て(違)。
「昇る太陽に、勝てる奴はいない」
昇る太陽、やがては堕ちる・・・。
○ZECT、ワーム退治に大忙し。
敵に囲まれるがタックを見かねて、影山が飛び出そうとする。
「どうするんだ?」
「助けるんだよ。兄貴だってこの前」
「俺が馬鹿だった。見ろ・・・」
矢車がコートをはだけると、彼は自分の身体を鎖で縛っていた。
(脱)
「二度と馬鹿な真似ができぬよう、俺は自分自身を罰した。
更なる暗闇を・・・取り戻すために」
一本だけエキスパンダーのバネなのが気になるが?
○じいやが剣の食事を用意する。・・・病院なのに・・・。
去年のクリスマスを思い出す剣。
じいやと姉の3人でパーティーをした思い出・・・。
そこへ祐月ちゃんが見舞いにやってきた。
「じいや、俺は退院するぞ!」
現金な奴・・・。金はないけど。
「それなら話が早い」
総司まで現れた。
「お前もZECTに入って一緒に戦え」
○剣しか食べられないような、スペシャル料理を出している蓮華ちゃん。
・・・は無視して。
加賀美は剣のZECT入隊に猛反対!
「問題大有りですよ!あいつの正体はですね!!」
・・・言えない。
○当の剣は、なぜか岬犬親衛隊を結成・・・(脱)。
その最初の使命は、祐月ちゃんのレンタルビデオ返却の遂行(脱)。
何故こんな時期にビデオなんか借りてくるんだ祐月ちゃん。
○人手不足なので、総司はドレイクも駆り出した。
大介登場は無し。だからかっこいいのかも(違)。
ついでに矢車たちも誘うが・・・。
ジャラジャラ・・・
「・・・帰るぞ。
一瞬でも奴らを当てにした俺が馬鹿だった・・・」
○祐月ちゃんの乗る指令車も襲われた!
彼女のハイヒールが飛ばされる!
駆けつける親衛隊!
そしてワームを掃討すると、川に入って靴探しをさせられる。
さすがにこれには、全員離反・・・。
捕虫網を持ってる奴が謎だが。
「これじゃ、前とぜんぜん変わらないじゃない・・・。
でも、なんか嫌じゃないわ」
一人川に残り、ついに靴を発見する剣。
ついに発見。その褒美に、クリスマスデートを申し込む剣。
なんと、祐月ちゃん快諾。
○祐月ちゃんが剣とデートすると聞いて、加賀美猛反対。
「この緊急事態にデートなんかしてる場合じゃないって言いたいんです」
「そんなこと、わかってるわよ」
わかってる割に、ビデオ借りてるやん。
「でも・・・」
「でも?何です?」
「・・・秘密」
○剣はプレゼントにマフラーを編み始め、祐月ちゃんはブレスレットを買いにいく。
普通逆じゃないか?
○寝過ごした上に渋滞に巻き込まれ、岬犬との待ち合わせに遅れそうな剣。
車を降りて走り出す。
「待っていてくれ岬犬。
もうすぐ俺のピカピカの愛を君に届ける!」
その望みは、待ち伏せする乃木大将に打ち砕かれた!
「貴様!今日は負けん。
今日は俺の一番大事な日なんだ」
気合は十分だが・・・。
○総司の前にも、もう一人の乃木大将。
「貴様、生きていたのか」
「俺は不死身だ」
「ならば、何度でも倒してやる!」
よく見ると、今度のザンブロンゾは盾を持ってるぞ。
芸の細かい奴。
○気合は十分だったが、やっぱり勝てなかった。
変身が解ける剣。
・・・その身体に異変が・・・?
「こいつは?・・・まさか」
○カブトがパーフェクトゼクターを起動している間に、ザンブロンゾは密かに逃走。
○命辛々、岬犬の元にたどり着いた剣。
だがその姿は、蠍ワームに変わった!
おまけコーナーまで深刻になってるし。
二話分で、一本分の容量でした。
来週は放送がないので、次回分は気合を入れて書いてやろう。
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「蒸着せよ!!」 Red Lantis redlantis_@Yahoo.co.jp
アットマークの前にアルファベット小文字でタイプRと加えてください。
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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