shintarou42@yahoo.co.jp (shintarou42) wrote in message news:<1eb6ca9.0308050144.643ae71c@posting.google.com>...
> kentarou21@jcom.home.ne.jp (KENTAROU) wrote in message news:<6734b3b.0308041603.4cb213a8@posting.google.com>...
> > fj.soc.lawは「on or about law」ということですからなにも専門学校で扱うような
> > 骨組みだけの薄っぺらな法律教科書並の形骸化した決まりきったことばかり語る場と
> > する必要はないんじゃないかな。
> > 
> > 「これまでは」ハイこうなってます、「これまでは」ハイああなってますじゃ、みん
> > な馬鹿になれってことでしょう?馬鹿のためのニュースグループか、ここは。ダシガ
> > ラみたいな法律理論を語りたいのならばfj.sci.lawでやればいいんじゃないかな。つ
> > まらん。資格試験を受けるためのニュースグループじゃないんだからわざわざ程度を
> > 低く抑える必要は無い。
> > 
> > 専門学校のダイジェスト教科書みたいなことを語らんで、もっと広い内容にして、そ
> > のかわり内容を有意義にした方がいいでしょう。高校生に毛が生えたような専門学校
> > 並の話では進歩が無い。大学以上で語るような内容にして欲しいですね。
> > 
> >         <新しい発見に資するような議論>
> > 
> > ですよ。なんか誤解しているんじゃないの。法律の専門用語なんか散らばめるとなん
> > か程度が高いと思ってるんじゃない。そりゃ、他の人にはとっつきにくいでしょうね。
> > でもそれと程度が高いこととは別。樵は幾らセンスがあり賢くっても船乗りの馬鹿が
> > ほざく船乗り専用の用語など知らなくって当たり前。しかし、その樵は暫くすれば馬
> > 鹿な船乗りよりは遥かに海の性質を射止められる存在であったりするものです。
> > 
> > fjではlaw関係のニュースグループが一番程度が低いと言われている理由を考えなさい。
> > 
> > そのためにはfj.sci.lawから「学術的」の用件をはずすべきでしょうね。いまだ嘗て
> > 真に「学術的」な記事なんて投げられたことが無いわけですから。それに閑古鳥が鳴
> > いている。よく見ると、そこでも、ハイこうなってます、ハイああなってます、の解
> > 説の域を出てはいませんもんね。ただ詳しいか詳しくないかの違いだけ。それなら
> > sci.lawでは詳しいモノも詳しくないモノ含め形骸化した古い学説や古い判例がどうの
> > こうのと語る場とすれば済むことですよね。
> 
> 
> 関係有るかどうかは分からないが、よく立法論としてとか解釈論としては、とか
> 簡単に言う奴がいるがそんなに一々区別して議論しなければならないのかな。勿
> 論区別しなければならないことも有るのは分かる。しかし、区別しなければなら
> ないならば基準を示さなければならない。基準を言わないまま他の考えをとやか
> く言う奴がいるが、こういうやつはムサ苦しいし、堅苦しいだけ。
> 
> 何でもかんでも立法論であると言って人の見解を排除する奴もいるがそう言う奴
> はどこがどうして立法論で、どこがどうしで解釈論かを示さなければならないだ
> ろうな。
> 
> 俺が聞いた話だと立法論にするかどうかは議論するその人の腹積もりに懸かって
> いるらしい。要するに俺が言いたいのは誰かが立法論だとしても別の誰かから見
> れば解釈論であったりすると言うこと。
> 
> 
> しんたろう


<KENTAROU氏の記事について>

KENTAROU氏のいう専門学校的法律論とKENTAROU氏のいう大学以上の法律論と
の違いがイマイチはっきりしない。例えば、高校生の数学に例をとると大学に
当然進学することになっている普通高校生がやる数学と大学には行かないこと
が原則の工業高校生の扱う数学には内容的に明らかに違いが有る。この違いに
比類することができるのだろうか。

たしか、工業高校生はそういう普通高校生とは進路の方向が違うのに微分・
積分などの「学習項目」に大差は無い。しかし、項目に大差が無いけれども
「学習内容」となるとかなりの差が有る。工業高校生は、ひどい話が微分と積
分が何故逆演算関係にあるかというようなことさえあまり意識せず、単に「機
械的」にハイ積分はこういう操作をする、ハイ微分はこういう操作をするとい
うように「決まりきったこと」をただ「記憶し」「覚える」学習に徹する傾向
に有る。

もし、KENTAROU氏がこういう意味で専門学校生の法律論と大学以上の法律論の
違いを言うのならばその指摘には傾聴すべきものが有るといえよう。言うまで
も無く工業高校生は、製品の製造過程において「手足」となることが前提され
ていてその製品の技術関係の良し悪しに関する発言権がもともと無い。これが
原則。従って責任も無い。ゆえに、全てが全てにハイ積分はこういう操作をす
る、ハイ微分はこういう操作をするというように「決まりきったこと」をただ
「記憶し」「覚える」だけで十分なのである。

だから、fj.soc.lawやfj.sci.lawがどういう立場を前提に議論をしようとす
るのかによってこれらのニュースグループのあり方も違ってこよう。弁護士の
小間使いやせいぜいが裁判所書記官あるいは自分の損得だけが関心の者、例え
ばトラブルから生じる自分の損失を避けることだけに関心があり、社会的に法
律がどうあるべきかなど知ったことではなく、とりあえず今どう評価され実務
がどう動いているかが最大の関心事である事業所の責任者などの立場では、
「専門学校的法律論」こそが最も有用な法律論となり、他は有害無益。つまり、
「専門学校的法律論」は既成法律家の「下僕」たらんとする議論だと言えよう。

KENTAROU氏が有害無益と指摘したことには理由が有るというべきか。

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