最終回寸評 23年冬
おはようございます。
大和郡山のブラストマインダー、麻上 迦楼羅@ZAQ大阪です。
関西地上波限定(一部有線あり)かつ麻上の守備範囲内の作品で12月から
1月にかけて終了した「テレビ用(一部は配信用)アニメーション作品」の
寸評です。
いつものようにf.r.a 公式採点方式&公式記号方式(バカ)で採点しています。
同じ物を付点再評価・誤字脱字修正したものをFani通の原稿としています
が、付点はf.r.a の方がより麻上です。
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●『ヤマノススメ4期』(毎日放送<TBS系>)
総合:4(開始時評価:3)
ストーリー:4 ビジュアル:3.5 キャスト:3 楽曲:3
個人的評点 OP:3 ED:3.5 エイトビット
#なるほどこれは「山登りの勧め」だ。
#富士山リベンジしたということは完結か?
5話以降が「4期」なのね。サブタイトルの出し方が違うし。1から4話
の見方を理解するまでちょい時間がかかった。1期を知らない(多分関西で
は放送してない)ので富士山に登るエピソードは知らないはずの麻上が富士
山登頂失敗を見たということは、
1話:1期のダイジェスト
2話:2期のダイジェスト
3、4話:3期のダイジェスト
5話以降:新作
っつーことか。3話観てる時に最初「デジャブー?」と思った。茨城の低山
に登った話は確か視たし。4部構成で結構間が空いてる作品ですから、おさ
らいをやってくれるのをありがたいと考えるか、新作は実質8話構成なので
なんか損した考えるか。こと4期(本作)に限って言えば後者かなぁ。おさ
らいは確かに助かるんですが、なにより4期は3期より面白かったので。単
に山登りHow toアニメではないその先の何かを感じた。
ところで、全体には面白いと考える本作ですが、気になる事が2点。良い
点1つ、良くない点1つ。
前者は背景の話で、写真をデータ化して“ダウンコンバート”で風景画み
たいにして、その上でキャラが動いてるっていう技法。一見実写背景かと思
うも全く動かないんで動画ではありませんし、ペンタブで描いてると思われ
背景「以外」の要素が“浮いて”見えるんです。昔のセル撮り技法で空セル
入れ過ぎてキャラと背景が上手く溶け込んでなく見えるアレです。背景担当
がチーム・ティルドーンですから納得感があります。背景とそれ以外を切り
離し敢えて背景にだけこの手法を適用したんでしょうね。背景と背景以外に
“距離”を感じるということは、まだまだ発展途上の技法だと思われますが、
恐らく「単に風景画みたいな背景」の制作技法としては格段に省力化が見込
まれると思うんですよ。「背景なら何でもかんでも」とは思いませんが、技
法のひとつの開発しては良い話だと思う。
この原稿を書いてる時点では、「神無き世界のカミサマ活動」で田んぼと
コンバインのカットがこの技法で盛り上がりまして、さらに洗練(?)して、
コンバインの操縦者ごと稲刈りの動画を取り込んで“ダウンコンバート”し
て、運転してるキャラの顔にだけ「顔の絵」をはめ込んだ(というか上から
被せた)という「荒技」を披露しました。実写にアニメ絵をはめ込む技法は
以前からありますが、その逆。それらしい技法は以前にも見た覚えはあるん
ですが、ここまで大々的にやったを見た作品は初めてです。
それとか「オタクエルフ」のエルダの部屋は、リアルに部屋のセットを作っ
て撮影し、その上でキャラが動きアイテムを配置して作ったそうな。まさに
はめ込み技法の逆。「オタクエルフ」はED絵が分かり易いですが、実写で
すのでED『絵』ではないという。ED実写? 動く必要がある物が無いん
で「全く動かない背景」ではあるのですが、明らかに「絵+実写」と分かり
ます。
本作(ヤマノススメ)含め、こういう「背景技法の進化」が伺えるのが本
作です。評価は人に拠るでしょうが、麻上は「良い方向に進化した」と捉え
ています。
そしてもうひとつは、良くない方。麻上が「釣られた」という話。OP絵
の1カットに、ひなたの風呂カットがあるんですが、「釣り」以外であのカッ
トの存在意義が分からない。あのムネがあるんだか無いんだか分からないカッ
ト。確か2期1話の本編冒頭に風呂シーンがあって、それに釣られて本作シ
リーズを観始めた麻上。「またか」と思った。もしかしたら意義はあるのか
もしれないが、麻上は読み取れなかった。本編に確か風呂シーンに準ずるカッ
トは無かったと思うし、山登りとは直接繋がらないし。なんかモヤる。無く
てもなんら問題は無いと思うんですが。何で入れたんだろう?
#エイトビット、ロゴ変えたんね。「8」というか「∞」。
●『新米錬金術師の店舗経営』(KBS京都<独立U局>)
総合:3.5(開始時評価:3)
ストーリー:4 ビジュアル:3 キャスト:3 楽曲:3
個人的評点 OP:3 ED:3 ENGI
ENGIやったな、おもしろかった。スマッシュヒット。“トイレ争奪戦”
は笑った。
自分も生計を立てていく必要があるので「ボランティアで商売やってる訳
じゃない(意訳)」のはその通り。対価は支払うべき。キャラ達のそういう
「行動原理」が分かり易く、悪い意味での御都合主義も見当たらない。御都
合主義はあっても気にならない。上手く作ってる。
#「対価は支払うべき」。聞いてるか、うちの社長。
●『夫婦以上、恋人未満』(KBS京都<独立U局>)
総合:4(開始時評価:3)
ストーリー:4 ビジュアル:3 キャスト:3 楽曲:3
個人的評点 OP:3 ED:3.5 STUDIO MOTHER
以外に面白かった。絵の使い方もおもしろく、話も良いと思うんですが、
ただ一点、ちちインフレには必然を感じず。それ以外はおもしろい絵だと
思うんですがねぇ。
高校の実習として模擬「夫婦生活」ですか。
#その発想は無かった。
ただ、近い将来にこういう「マンガのネタ」が現実に起こりそうな気がす
るのは小生だけだろうか。昨今の少子化のニュースに触れるにつけ、そんな
事を考えた小生は、生まれてこの方そっち方面では全く貢献していない。
●『恋愛フロップス』(KBS京都<独立U局>)
総合:3(開始時評価:3)
ストーリー:3 ビジュアル:3 キャスト:3 楽曲:3
個人的評点 OP:3 ED:3 Passione
前半はパッショーネらしく“極悪な下ネタ”でおもしろかったんですが、
舞台が“ログアウト出来るMMORPG”だと分かって以降、主人公が再度
ダイブして愛生を助けに行く件(くだ)りになって途端に萎えた。その御都
合主義はいかがなものか。中ボスで仲間がひとりづつ“脱落”して主人公を
先に進め、最後は大団円で全員生き返る(そもそもリアル人間ではないです
が)という本(脚本)はひねりが無いなぁ。
●『異世界おじさん』(KBS京都<独立U局>)
総合:棄権(開始時評価:3)
ストーリー:棄権 ビジュアル:棄権 キャスト:3 楽曲:3
個人的評点 OP:2.5 ED:3 Atelier Fontdark
ただし藤宮を除きます。4話の風呂絵はサルベージ保存。それ以外は生理
的に無理。セガのコンシューマ機もさっぱり分からん。
●『うざい宇崎2期』(朝日放送<テレ朝系>)
総合:3(開始時評価:3)
ストーリー:3 ビジュアル:3 キャスト:3 楽曲:3
個人的評点 OP:3 ED:3 ENGI
いきなり他作の話で恐縮ですが、同時期の「〜長瀞さん2期」のヘッドス
タッフは恐らく気付いてて、本作の「〜宇崎2期」のヘッドスタッフは気付
いてないか、気付いてても実行しなかったのか実行出来なかったのか。それ
では多分“客”は釣れない。つまり、
#どちらもこれといって見所が無いが、「〜長瀞さん2期」には〈邪〉があ
る。本作は見当たらない。
“鳥取”の次は何処かと思ったら箱根湯ネッサンだったとか、宇崎オトン
(石川 英朗 氏 中の人)周辺がちょっとおもしろかったんで完走は出来まし
たが、1期と比べて〈邪〉が減衰してるのは否めず、湯ネッサンの水着(湯
浴み着?)止まり。そりゃ1期と同じ事やっても芸が無いんで、〈邪〉を絞っ
て代わりに「宇崎家」を拡げた意図は分かるんですが、この作品はそういう
作品だったかな?と。「ココを見て欲しい」というアピールがあまり感じら
ず見所が分からない。目立った〈邪〉も無いし。「SUGOI DEKAI」だけじゃ
ねぇ。あと、むしろ亜細娘のウザさの方がハナにつくとか。
麻上がENGIを認識したのは本作の1期だったので、つまりENGIが
「うざい宇崎」に関わった時間はそれだけ長いはずなんですが(他作の下請
としてはそれなりに顔出してる)、本作より「新米錬金術師の店舗経営」の
方がおもしろかったというのはこれ如何に。
因みに、比較として挙げた「〜長瀞さん2期」は1期の〈邪〉を残してま
して(ちょっと方針変更しましたが)、本作と類似点が見られるものの“電
脳紙芝居”としてはまだ見所がありました。
●『転生したら剣でした1期』(朝日放送<テレ朝系>)
総合:3(開始時評価:3)
ストーリー:3 ビジュアル:3 キャスト:3 楽曲:3
個人的評点 OP:3 ED:3 C2C
続編が予告されていますので付点は参考として。この寸評書いてる時点で
いつ続編やるのか分からないので。1クールか2クール空けてやるんならま
とめて付点するんですが。
●『農民関連のスキル(以下略)』(サンテレビ<独立U局>)
総合:2.5(開始時評価:3)
ストーリー:2.5 ビジュアル:3 キャスト:3 楽曲:3
個人的評点 OP:3 ED:3 STUDIO A−CAT
タイトル詐欺。農民関連なの1話だけじゃん。
ゆるキャン△みたいに特化した内容で攻めるのかと思いきや、農業要素が
無くても成立しそうなエピソードの数々。しかも個々がおもしろくない。ハー
レムにしとけば客が付くと考えたのであれば浅はか。
●『不徳のギルド』(サンテレビ<独立U局>)
総合:4(開始時評価:3.5)
ストーリー:3.5 ビジュアル:3 キャスト:3 楽曲:3
個人的評点 OP:3.5 ED:3 ティー・エヌ・ケー
なるほど、「不徳」だ。
#筆安さん、こういう本(脚本)も書けるのね。
コレ、喘いではいるけど“ヤッて”はないのよね。せいぜい“触手猿ぐつ
わ”止まりで。
子供達(子供?)の成長記と捉えるとおもしろい。探索小屋でバックドラ
フト起こして蜘蛛を退治する件(くだ)りはその1例。その他「なぜそうな
る?(笑)」の理由を敢えて説明せず、ラストで識者に解説させて“一点集
中”でまとめて説明するやり方はなるほどと思った。どこかで「説明」が出
て来るとは思いながら、でもああいう「説明」の使い方を筆安さんが選択し
たのは「へぇ〜」と思った、やるじゃん。
●『(前略)ビーストテイマー、最強種の(後略)』(読売テレビ<日テレ系>)
総合3.5:(開始時評価:3)
ストーリー:4 ビジュアル:3 キャスト:3 楽曲:3
個人的評点 OP:3 ED:3 EMTスクエアード
#火竜は炎袋があるからムネでかい(イルル談)。
ストーリーの手堅さは一筆に値する。全編に渡り概ね勧善懲悪が出来てる。
養成所の教科書にも使えそうだ。でもそこまでやるなら、勇者パーティーを
ほったらかしにしたラストラス前は感心しない。作品の当初から“悪者側”
(敵側ではない)として登場して主人公に何枚もかんでおり、領主の息子と
共に成敗されておかしくないと思うんだが、ほったらかしで無罪放免では非
常にバランスが悪い。2期を作る余地を残したようにも見えるが、まぁ2期
ないでしょ。
ところで、領主の息子は、いつ「退場」したんだ? 魔族が出てきた辺り
だと思うんですが。魔族に喰われたんなら復活の余地は無いですが、そうい
う画あったかなぁ。あと、領主はまだしも騎士団長もあれでは“押し”が弱
いなぁ、あれで終わりか。優しいなぁ(反意)。
#きょうび、種崎嬢が“悪者側”(敵側ではない)やってるのも珍しい。
******敵機襲来!敵機襲来! バルキリー隊全機スクランブル******
karura@occn.zaq.ne.jp
アニメアールを応援しています 麻上 迦楼羅(竹田 貴博)
********六星占術だと、私は土星人になるらしい***********
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