このところの暑さによって、樹木の葉っぱが焼けたように枯れてしまっている所も多々
ありますが、枯れ葉と言えばやっぱり冬に舞い踊る枯れ葉の方が風情はあります。
 さて、その枯れ葉について前から疑問に思っていることがありますが、あれって、どの
程度の遠くからやってきているのだろうか?ということ。陸地で枯れ葉が動く要因としては、
1. 樹木から離れて風で舞う。
2. 地面に落下してから風・雨水等で移動する。あるいは斜面をずり落ちていく。
3. 川に落ちて流下する(途中のよどみに堆積することもあり)。海の近くだったら、そ
のまま海に落ちて流されるor堆積する。
が主なものだと思いますが、2.の風でどれだけ移動していくのかが知りたい、ということ
です。まあ、最終的にはどこかで堆積し固定化し、腐食・分解していく(移動途中での分
解もありか)のでしょうが、そこに至るまでの移動距離って、平均してどんな程度なの
か、ということです。
 森林関係の学会誌には、樹木の周り(森林内)で測定した論文もあるようですが、街中
の枯れ葉、特に冬の枯れ葉が、いったいどこからやってきたのか、数100mオーダー(町内
の端から端程度)の移動だけなのか、それとも数10kmオーダー(都市間移動程度)で飛ん
でくるのか、ちょいと疑問に思ったもので。
 ただ、研究する上では、落ち葉にどのようにマーカーを付けるか、難しいだろうなあ。
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\\           …   佐脇貴幸
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