ドルというのは世界の為替取引の事実上、大半をしめる。
原油決済をユーロにするというのはこれはもう米国には許しがたいことなので
ある。基軸通貨のうま味だけで生きているドルにとって、ドルの絶対量が減る
というのは大損なのである。
まず為替操作ができなくなる。

早い話が、通貨の絶対量の多い通貨が為替を自由に操れるのである。
そりゃそうだろう。どこかで為替にとってマイナスの事態が起こり1兆ドル売
られても、2兆ドル買えばドルは上がるのである。
ユーロドルで1兆ユーロ買っても、ドルが2兆ドル分、ユーロを売ってドルを
買えばどんなにユーロ圏の調子が良くてもユーロは下がるのである。
絶対量の多い通貨の独り舞台なのだ。それがドルなのである。

原油決済の通貨をドルからユーロに変えられるというのは米国には許しがたい
こと。戦争でも9.11でも何でも演出して叩き潰す。これが経済が戦争を引
き起こす実態だ。

日本がアジアで円を基軸通貨にしようとしたのが大東亜共栄圏だ。米国は叩き
潰した。さらに、戦後、近年、アジアに円経済圏を樹立しようと自民党政府が
たくらんだら芽のうちに米国によって叩き潰された。

日本が米国債を売り飛ばしてドルを売り飛ばしてユーロを買ってみろ。
日本のゲリラがホワイトハウスを爆撃したというでっち上げで東京に核弾頭が
ぶち込まれるよ。


日本の極右谷村、ankoのような能天気は靖国神社を参拝して、改憲して独自軍
を持てば米国にもはむかえるなどと幻覚してるが、とんでもないはなしで、
ドル圏にいる限り、ドルの絶対量もまえに奴隷経済しか日本はもてないのであ
る。ユーロに乗り換えようと世界がいっせいに乗り換えれば、米国の核弾頭が
地球をぶっ壊すまで振ってくるだろう。
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ドル圏の奴隷がどんなに自衛軍と称して軍など持っても、ドルの絶対量のまえ
に頭をたれている日本では、ただの芸者置屋軍なのである。呼ばれたら宴会に
カツラつけて出て行くのみだ。
本当に独立軍をいうなら、ドル圏を叩き潰して、なおかつ、核弾頭がぶち込ま
れないアイデアを作って円経済をもって生きていけるように経済の独立が先あ
のである。そんなパワーもなくせに、改憲、軍などおこがましい。