光で転落防止
竹田です。
連結面間の転落防止というと、ゴム製の板だったりゴム製の円錐状の物
をたて1列に並べたりとか連結面間だけホーム柵とかいろいろですが、い
ずれも”連結妻”の話で”先頭妻”は一般には何もない(というか付けら
れない)。竹田が知る極狭い範囲の記憶ですと、近鉄のシリーズ21と京
急の現・600以外(2000もだったかなぁ)は、先頭妻同士を連結さ
せると音と自動アナウンスがして注意を促すようになってます(両者は多
分同じ物を使ってる)。阪神はどうだろう、近鉄線内を走っている範囲で
は、それらしいものを見た聞いた覚えは今のところ無いなぁ。
でもJ西はちょっと違った。
竹田が気付いたのが5/2夜の大阪山手線の話なのでいつからやっていた
のか分からないのですが(いつの間にかやってた)、先頭妻同士を連結さ
せたら、
ライトを点ける。
初めて見たときは221で、「あ、前部標識灯消し忘れてる」と思ったの
ですが、離合する223や225も軒並み「前部標識灯消し忘れて」いた
ので、これは「消し忘れではない」と気付いた次第。これが223や22
5辺りのステンレスでやると結構まぶしい。でもちょっと待てよ。そもそ
も連結面間の転落防止って、目が不自由な人が乗降口と誤って連結面間に
落ちてしまうのを防ぐ為だったように記憶しているのですが、なら”音”
でないと意味無いんじゃないだろうかと思うんですがいかがでしょう。
「光」による方法だと、弱視の人には効果が見込まれますが、全盲の人に
は全く効果がありませんよね。ちなみにコレ、昼間もやってます。
#酔っぱらい用?
今日(5/4)阪神尼崎に用があったので、道すがらJR大阪(サウス
ゲート開業おめでとうございます)で観察してみましたが、やっぱり前部
標識灯点いてる。207も、223も、サンダーバードも皆同じ。ただし
サンダーバードは、開けた貫通扉が腰部の前部標識灯の前にありますから、
あまり先頭妻間が明るくならないし、”おでこ”の前部標識灯に至っては
全く用を成していない。まぁ分けて灯滅させるなんて出来ないでしょうか
ら仕方ありませんが。
ということは、少なくとも大阪に乗り入れる路線については全て、先頭
妻を連結させたときは「前部標識灯をわざと点灯させる」という通達が出
ていると推察されます。でもしかし、上に書きましたように、転落防止な
ら「音」じゃないと意味がないと考えますが、「光」でやってる事例って
他にありますでしょうか?
#後部標識灯を「明らかに消し忘れている」のは何回か見たことある。
********************来る日も来る日も103系(2代目)
karura@occn.zaq.ne.jp 時々201系
まれに225系
竹田 貴博
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