パンツじゃなくてズボンなんですよねぇ、あの布。まぁパンツなんですが。
生身ならまだしも、パンツでハレーション当てる必要あるか??





おはようございます。
大和郡山のブラストマインダー、
麻上@ZAQ大阪です。



 最終回寸評10年夏。
 分割してます。早く書けたものをある程度固めて3分割ぐらいで流します。
まずはその1。
 いつもの通り、関西地上波限定かつ麻上の守備範囲内の作品で6月から7
月にかけて終了した「テレビ用アニメーション作品」を、f.r.a公式採
点方式(バカ)で採点しています。順不同で、全くもって唯我独尊な感想文
になっています。

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●『恋姫無双3期』(サンテレビ<独立U>)
 総合:    3 (開始時評価:3)
 ストーリー:3 ビジュアル:3 キャスト:3

 個人的評点 OP・ED:3 OP・ED音:3 動画工房/スタジオライブ

#人数が多すぎるなぁ。

 タダでさえ人数が多いのに、1人に対応する名前が2ないし3あるんで、
誰を指しているのか分からなくなります。一般に言われている名前と、あざ
名と、”まな(真名?)”というやつ。2期の寸評を書いた時に、「蒼天航
路を見て何となく正史が分かった」と表現しましたが、それでは足りないん
ですな。そもそも付け足した話は別として、2期の時は蒼天航路のおかげで
「おもしろい」と感じたんですが・・・。
 2期の寸評に書いた「解釈の挑戦、アレンジの工夫という仕事は麻上は大
好き」なのは3期でも変わらずでして、総論としては3期も「おもしろい」
んですが、マスクの具合が1期に戻ったり、多人数のせいで誰が主役なのか
見えにくくなったり、都合3期分引っ張ってきた太平妖術が割とあっさり封
印されたりそもそも今期では影が薄かったり。最後の方で『ポッと』出てき
て「ああ、そんな話もあったね」を締めくくりのエピソードに持ってくるの
はあまり感心しないなぁ。
 時間の割り振りも引っかかります。例えば、兵馬妖(TYPOではありま
せん、作中ではこの字を当ててました)の軍勢が洛陽に攻め入るくだりでそ
れを劉備達が側面から2隊×5で阻止しますが、都合10人のキャプテンが
それぞれに口上を打ってから攻めていくのは時間が勿体ないように感じまし
た。薬の材料を集めに行く話は、それ自体が脱線ですから少々遊んでも気に
ならないのですが、いよいよ群雄が洛陽に集まってきていざ!、と言う時に、
「その絵は必要ですか?」と客(視聴者)に思わせてしまうのはあまり賢く
ない。

#それでも一騎当千よりはおもしろかった。



●『荒川アンダーザブリッジ』(テレビ大阪<テレ東系>)
 総合:    2 (開始時評価:3)
 ストーリー:2 ビジュアル:3 キャスト:3

 個人的評点 OP・ED:3 OP・ED音:3 シャフト

 2期をやると言ってるんですから深く突っ込まないとして、新房シャフト
の色眼鏡が無くてもダメじゃん、、、という感想。1話のドラム缶風呂で見
事にホイホイされた麻上なのでした。
 敢えてジャンル分けしたら、”不条理ギャグ”になるんでしょうかね、こ
の作品。不条理ギャグ作品に共通する「常識ってなんだろう?」という問い
かけは良い線いってたと考えますが、プラス点としてはそれだけで、他に良
いところが見えなかった。強いて言えば、一発芸予選はまだおもしろかった
か。

#新房シャフトでここまで<邪>が見当たらない作品も久しぶりか?



●『いちばんうしろの大魔王』(サンテレビ<独立U>)
 総合:    2 (開始時評価:3)
 ストーリー:2 ビジュアル:3 キャスト:3

 個人的評点 OP・ED:2 OP・ED音:3 アートランド

「おまもりひまり」あたりと同じ。かつ、渡部さん(監督)のベクトルが目
標を見失ってる、、、ように見えた。あーーあ、結局”リセットボタン”で
すか。
 ころねが医学用語を暴発させていた頃は面白かったんですが、後半になっ
て譲治さん・・・じゃなくて、ピーターハウゼンが前に出てくるようになっ
てからが、話がごゃごちゃしすぎです。キャラの行動原理は分かったけど、
それを絡ませ過ぎるから全体の話の見通しがかなり悪い。渡部さんのウデが
残念な方向に発揮されたように考えます。

#この作品とか、クェイサーとか見てると、日笠嬢の扱いが何となく見えて
 きた。それを考えると、澪は”例外”なんだなという気がする・・・。
##あそこまで”隠し”で遊ばれると逆に潔い。


●『エンジェルビーツ』(毎日放送<TBS系>)
 総合:    3 (開始時評価:3)
 ストーリー:4 ビジュアル:4 キャスト:3

 個人的評点 OP・ED:4 OP・ED音:4 P.A.WORKS

#今期はこの作品が1番かと思ったんだが・・・。

 おしいなぁ、もうひと押しが足りないなぁ。PAが京都に達するのはまだ
まだ先か。
 特に時間配分がおかしいとか本(脚本)がおかしいとかは見当たりません
ので、それぞれの要素が少しずつ力不足なのが積み重なった「おしいなぁ」
と考えます。
 強いて書けば、音無と天使ちゃ・・・もとい、かなでの心臓の話ですかなぁ。
最後の最後、超最後の3分強で済んでしまうような、そんな小さい話ではな
い様に考えますし、ほとんど”卒業式”で時間を割いたその後に”オマケで
付いてる”ような話でもないし、いささか唐突な気がします。でもビックリ
はした。
 また、それに対応する後日談がこれまた軽い。あの終わり方で後日談も無
しだったらストーリー点落とすところですが、有ったのでとりあえず良しと
して、しかしあってもあれだけですか?、というのがひとえに残念。おそら
く最後の2人は転生後の音無と転生後のかなで”だろう”と思いますが、せ
めてかなでの黄色の瞳だけでも、どちらか片方で良いから決定的に「転生後
だ」と分かる絵が欲しかったなぁ。歴代の京都の”最終回”もなかなかに独
特ですが、そこだけは京都を追いかけて欲しくないなぁ、PA。

#ところで、音無の心臓に注目して時間経過を見ると、かなではどの段階で
 死んで”あの世界”に来たんでしょうね。音無の心臓をもらった後でかな
 では死んでるんですよね。でも”あの世界”に来たのは、劇中では音無が
 最後・・・。

##ま〜〜〜た最後あきらさん(石田 彰 氏 実際はラス前だけど)だよ・・・。



●『迷い猫オーバーラン』(サンテレビ<独立U>)
 総合:    2 (開始時評価:2)
 ストーリー:2 ビジュアル:3 キャスト:3
 ただし4話だけだったら、総合:5 で、
          ストーリー:5 ビジュアル:5 キャスト:4

 個人的評点 OP・ED:3 OP・ED音:3 AIC本家

 毎話監督が違うという『挑戦』は良い。でも監督が毎話違うと言うことは、
本来監督の仕事である”まとめ役”を監督以外の誰かがやらないといけない
訳で、本作ではその”まとめ役”が力不足だったのかなぁ、、、という感想。
監督の名前は、アキさん(大地さん)やサトジュンさん(佐藤順一さん)や
草川さんといった方から、正直「どちらサン?」という方までおられました
が、おおむね「個々にはそれなりにウデを持ってる」んだろうなという面々
です。ただ、全体的にみんなが「遠慮してる」ような印象を受けました。ア
キさんだけは完全に”蚊帳の外”で、草川さんも草川さんらしいと言えばら
しいのですが、全体の遠慮の積み重なりが最終回まで響いてたんじゃないで
しょうか。だって最終回って、監督がサトジュンさんで演出がカサ井さんで
すよ、つまらない話になるはずがないと思うんですが、スタッフロール見て、
「2人を以てしてもだめだったか」とため息。”まとめ役”はいたんだろう
と考えますが、『迷い猫オーバーラン』という作品をどうしたいのかという
全体を通じた大黒柱の部分が弱かった・・・ような気がしました。実際、序
盤1ヶ月(第1〜4話あたり)で確立した(と麻上は思ってる)文乃の”天
の邪鬼”と「2回死ね〜〜〜〜!」って、後半あまり活かされなかったし出
てこなかったよね。

#4話で思い出したんですが、卓球やってる2人(いや3人か)見ていて、
 貞本さんか摩沙雪さんあたりの”ガイナな顔”を思い出したのは麻上だけ?
 文乃がアスカに見えた様な気が・・・。



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