年末に「時を刻む唄」を買って聞き続けていると、どうにも”良くない”
フラグが立っている気がしていたのですが、そうですか、そういう風にしま
したか。まぁアフターはただの学園モノではないと思っていましたが、なか
なか重いテーマですな。
 しかし京都も思い切った分野開拓に出ましたな。いや、小生が知る京都の
作風が『学園モノ(かそれに類するモノ)』なので、「主人公が所帯を持ち
子供をもうける」というサブテーマなど一切アタマに無かったもので。しか
もそれが必ずしもハッピーエンドではないという、「京都さん、イバラの道
を選んだんですね」。「でも付いてきてくれる人は必ずいます。信じて進ん
で下さい」と応援しませふ。ただ願わくば、あまり重くなり過ぎると見てい
る方が疲れますので、時々息抜きを入れて下さい。

#高3を3回やったということは、作中卒業式時点で最低二十歳(だから父
 親と娘でサシで酒を飲んでるカットも計算上OK)。だったら結婚しても
 何ら恥ずべき事はないのですが、「京都の作品で」と考えると何か新鮮。
 朋也曰く「渚ってすげー」あたりの作り方も、京都らしいと言えば京都ら
 しいか。一切間違ったことは言っていないのだが、言う相手が自分の親で
 すか(笑)。

##<長田さんに業務連絡>
   娘さんが(ゴホンゴホン)。
  </長田さんに業務連絡>



おはようございます。
大和郡山のブラストマインダー、麻上@ZAQ大阪です。



 たまたま目が覚めたので、プリキュア新シリーズのEDだけ見たのですが、
これも”時代”ですかねぇ。15年前にはバーチャファイターのカクカクな
ポリゴンでも「をぉぉ!」と歓声を上げたのが進化して、今やこうですか。
主ターゲットが小学生以下の作品でこうなるということは、その内リアルな
バイキンマンとかリアルなのび太とか(それはそれで怖い)。

−−A  プリキュアの新シリーズ? ありゃ2月スタートの1年モノだぞ。
     今何月何日だ?
−−B  2月15日です。
−−A  12月終了分の寸評はいつになったら流すんだ? その内作品自
     体が忘れ去られて話が通じなくなるぞ。
−−B  良いんです。もはやf.r.a 自体が忘れられていますから。

 次々と鯖が消えていく昨今。投函できる限り投函し続けます。という訳で
12月終了分の感想文。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

●『テレパシー少女蘭』(教育テレビ)
 総合:    2 (開始時評価:2)
 ストーリー:3 ビジュアル:3 キャスト:3

 個人的評点 OP・ED:2 OP・ED音:2 トムスエンターテインメント

あ。これ再放送しないのね。正月中にかためて再放送とか、もう1周させる
のかと思ってたんですが。

 絶対評価で考えるとそれ程悪い物ではないのですが、「教育テレビの仕事」
という相対評価で考えると、「教育テレビの仕事」という気がしません。ど
ちらかと言うとテレ東やU局連合がやりそうな仕事です。電脳コイルが両手
を上げて「良い」と言える作品だという訳でもありませんが、後番組で損を
している事を割り引いても本作の馬力不足は否めません。教育テレビでない
とダメなんだという性質の作品とも思えませんし。



●『フルメタルパニック ふもっふ』(KBS京都<独立U>)
 総合:    4 (開始時評価:4)
 ストーリー:3 ビジュアル:4 キャスト:4

 個人的評点 OP・ED:3 OP・ED音:3 京都アニメーション
 
#何回聞いてもあの金田は反則だ。水田は・・・、教育的指導だな。

 「つまんでいる」のはTSRでもふもっふでも同じだと思うんですが、今
度は「終わり」ましたね。でもKBS京都で見る限り、椿の当番回がとばさ
れていたような。
 元々「シリアスって何?」という作り方ですから、いかに客(視聴者)を
笑わせるかが勝負なのですが、てっさ(あえて平仮名)の当番回が一番笑っ
たかな、温泉の方が。絵もさることながら、「あの絵」を見ながら声を当て
ていたはずの能登嬢がどういう反応を示したのかに興味があります。まあ、
駆け出しの頃はOBCでかの2人にさんざん鍛えられた能登嬢ですから、あ
の程度ではどうということはないかもしれませんが。
 次が石油分解バクテリア。男の場合は、下着は綿100%の可能性が高い
ですから劇中のようにTシャツとパンツを残して・・・ということになりま
すが、女の場合は「晒に褌」でもない限り、男と逆になる可能性がかなり高
いですからねぇ・・・・・。惜しむらくはその回のヘッドスタッフに「山本」
の名前が無かったことか。
 3番手がてっさの学校回。あの水着(スク水のことじゃないよ)のデザイ
ンは斬新だ。中央線快速の新車を思い出しました(台湾新幹線でも可)。



●『ヒャッコ』(テレビ大阪<テレ東系>)
 総合:    4 (開始時評価:2)
 ストーリー:4 ビジュアル:4 キャスト:3

 個人的評点 OP・ED:3 OP・ED音:3 日本アニメーション

#「自習で体育」の話はかなり良い出来でした。水泳の授業で独楽達がパパ
 ラッチよろしく走り回っているなんて話があったら尚最高。

 これはなかなか良い。かなり化けましたぞ。良い意味でひっくり返された
、、、どラストのあの小さい子は何?さえなければ、、、。
 開始当初は話の進め方がまどろっこしく、OP絵も1話の切り貼りでした
ので開始時評価を2としましたが、登場人物紹介を風紀委員の校門検査に絡
めて済ましたのは実に「話の座り」が良く、学校物の特権をうまく利用した
なと感心しました。真面目に作った(と思われる)OP絵に差し替えた前あ
たりから話も絵も安定し、さすがは日アニだと思いました。龍姫の家に虎子
達が押し掛ける話などはなかなかの逸品です。最終回が入学式前の話にした
のも、初回で主要キャラが出揃う流れと上手くかみ合っていると考えます。
結局虎子とスズメは入学式には出席せず、初回で描かれていた「ある日2階
から落ちてきて4人が出会う」手前までの経緯(つまりプロローグだよね)
が最終回で描かれるというのもおもしろい。後日談じゃなくて「前日談」で
すな。
 そこら辺の「女だけ頭数そろえて適当に動かしとけ」という安物とは異な
る分類にいる作品と考えます。湊兎なんか好きだなぁ。

#途中から出てきた小学生(と思われる)の2人組は何しに出てきたの?




●『伯爵と妖精』(サンテレビ<独立U>)
 総合:    3 (開始時評価:2)
 ストーリー:3 ビジュアル:3 キャスト:3

 個人的評点 OP・ED:3 OP・ED音:3 アートランド

 エドガーのやっていることは誘拐・拉致・監禁(一部脅迫)と犯罪役満の
何物でもないのと、リディアがお人好し過ぎるのがどうにも気になって仕方
ないのですが、それは人物設定であって作品評価とはちょっと離れたところ
にあると解釈して極力客観視。
 「通常、人間に見えない物」という点では、麻上が好きな夏目友人帳辺り
の解釈の西洋版ですし、そこそこ妖精の絵も有りましたし、「伯爵と妖精」
というタイトルが過大表現だとも思わないのですが、欲を言えば「妖精側の
話」がもう少し見たかったかな、と。基本、人間もしくは人間側に寄った話
の作り方に見えたもので。
 上記の不満以外は、特に絵が崩れることも無く、話の筋立てがおかしくな
ることも無く、役者さんの芝居に違和感を覚えることもありませんでした。
初めてニコが喋ったときは、「高戸さん(高戸 靖広 氏)、また猫ですか」
と、アルテミスを思い出してひとり笑っていたのですが、違いましたね、結
城・・・じゃなくて優希さんでしたね。



●『喰霊零』(サンテレビ<独立U>)
 総合:    3 (開始時評価:2)
 ストーリー:2 ビジュアル:1 キャスト:3

 個人的評点 OP・ED:3 OP・ED音:3 アスリード/AIC

 本作の最大の失敗は、1話の作り方に尽きると考えます。概ね1話丸々登
場した連中が実は主人公グループではないというのもそうですし、1話最後
の共同溝の方が話としては重要だったというのもそう、みすみす1話分を無
駄にしてしまった気がしてなりません。奇をてらい過ぎ。喰霊零とはどうい
う作品なのかと期待している視聴者の多くが、あの1話でヘッドスタッフの
狙いとは真反対のベクトルで誤った認識を持ったんじゃないでしょうか。
 ということで、1話はラスト3分ぐらいを10話か11話あたりにはめ込
んだ上で、1話は無視して2話から見る作品だと割り切るとそこそこ良くで
きた作品だと考えます。あの話の流れだと、ヨミは被害者だよなぁ。で、一
番わりをくった(落命した)のもヨミだし、巻き添えで周りの人間にも被害
が出るし。
 リアルでもそこら辺にゴロゴロ転がっている跡目争いの醜い嫉妬。個人的
にはこういう話は気に入らないのですが、でも客観的に見ればわりと全体的
にしっかり作られた話だと考えます。絵についてもまぁ良く描けていると言っ
て差し支えないでしょう。しかしそれでも、最終回のあの大失態は認められ
ません、全てブチ壊してしまったので、ためらい無くビジュアルを1としま
した。というのは、ヨミの「輪郭セル」と「クチセル」の位置がずれていた
ため、昔のモンタージュ写真みたいに顔がスレているという致命的なカット
があったのが1点。もうひとつは、神楽の「震えた表情」を、普通ならアタ
マ全部が震えているように描くところを、唇”だけ”前後に往復運動させる
ことで表現したカット。ド素人が見てもあり得ない表現方法で、実際明らか
におかしな絵になっていました。いずれも「よくこんな絵を通したな、作監
よ」と、シュラトやヤシガニもビックリな、麻上が大いにガッカリした最終
回でした。途中回ならまだ笑い話で済むのですが、最終回であの絵はいわゆ
る”痛恨の一撃”でした。あれはイカンでしょ〜〜〜。
 


●『ef2期』(KBS京都<独立U>)
 総合:    3 (開始時評価:4)
 ストーリー:3 ビジュアル:4 キャスト:4

 個人的評点 OP・ED:3 OP・ED音:3 シャフト

#つまり、1期の優子は”幽霊”だったのか。

 1期が未見でいきなり2期を見ていたら、もしかしたら1期を見た時の感
動を同じように2期で感じていたかもしれませんが、幸か不幸か本作は『2
期』でして、イヤがおうにも『1期』と比較してしまうのはたとえefでも
同じ事。続き物の悩み所でしょうな。故、麻上は「どこか物足りない」と評
させていただきます。
 原因のひとつは、2つの街と2つの時間軸にあると考えます。日本とオー
ストラリア(だったかな)でも、街という範囲で見るとそっくりそのままと
いう設定なので、「今どっちの街なのか、それはどっちの街の話なのか」が
見えにくいと感じました。その問題解決のヒントになるのが、学生緋村の時
間軸と、成人緋村の時間軸である訳でして、コレは顔で一見して分かります
から「今どっちの時間軸なのか」は明らかなのですが、両者が頻繁に入れ替
わるので、明らかなのにどっちか分からなくなることが度々起こりました。
1期は「登場人物が3組」というだけで時間軸は基本的に1本。場面転換は
明快(人が変われば転換)で頭の中で話を再構築するのが容易だったのに対
し、今期はその辺がかなり難しかったです。
 もうひとつは、演出法。いつかの雑記にも書きましたが、1期で絶賛した
あの『文字責め』の演出を今期は3回か4回やりましたが、正直飽きました。
もちろん文字責めの間は誰かが喋っているわけで、これが結構な時間だった
ために「説教臭い」と感じました。最終話ラストのモノローグも同じ事。オー
ルキャストで”朗読”をしていましたが、あの締めくくり方は些か疑問が残
ります。1期では感じなかった「不満」です。
 1期があまりに良い出来だと、「絶対評価では1期並」な2期は「相対評
価では1期に劣る」ように見えてしまうので、「2期も良かった」と言われ
るためには1期を越える出来であることが求められる故、「続編は面白くな
い」と評されることが往々にしてあります。「面白くない」とは言いません、
「どこか物足りない」。

#でも、「裸婦画」は笑った。



●『ケメコデラックス』(読売テレビ<日テレ系>)
 総合:    2 (開始時評価:3)
 ストーリー:3 ビジュアル:3 キャスト:3

 個人的評点 OP・ED:3 OP・ED音:3 ハルフィルムメーカー

 続きやりますと言うのならまだしも、ホントにあれで終わりなのなら考え
ますなぁ。見るところはドタバタだけですか。ま−まかでみよりはマシ。時
々南国アイスみたいな絵に不覚にも笑うぐらい。
 多分見落としは無いと思いますが、結局三平太が何者なのかは説明されて
いなかったのと、エムエムが先代ミシマ社長の娘だった以外のことは説明さ
れていないのと、初回冒頭他OPに入る前の数カットが何の説明の絵なのか
分からないのが数回あったのと、とにかくドタバタを取り除いて話を再構築
しようとしたら、エムエムがミシマに追われている以外まるで話にならない
んですなぁ。ドタバタを見る作品ということでよろしいですか? 



●『かんなぎ』(毎日放送<TBS系>)
 総合:    5 (開始時評価:4)
 ストーリー:5 ビジュアル:5 キャスト:4

 個人的評点 OP・ED:4 OP・ED音:4 A-1 Pictuers

 まずは、Message-ID:<4865258F.1CC973D9@occn.zaq.ne.jp>にて麻
上が書きました、
> だそうで。「見てみよう」という気が少し芽生えてきました。これでつまら
> なかったら、「口だけで実力が伴わない人」の次元にいる人なんだろうと解
> 釈することにします。

につきましては、全くの杞憂。十分に「面白い物を作る人」です。
ただ、Message-ID:<489EE382.CB3C39A4@occn.zaq.ne.jp>にて書きまし
た、
>  今月売りのメージュにかんなぎの記事が載っているのですが、その記事のラ
> イター氏によれば、「女の子の下半身に注目!?」なのだそうである。この記
> 事だけをみれば、どうやら本作は再びの「骨盤フェチ」なのかと想像されます。

については、特筆すべき事項ではありませんでした。フツーでした。
 ということで過去記事のおさらいを済ませて・・・、

#山本さん、良い助走です。次が勝負ですよ。

と評させていただきます。おもしろい。確かにおもしろい。でもヤマカンさんま
だ遠慮してるでしょ、と勘ぐりたくなるんですな。まさかあの大オチをやるため
に前12回何もしなかったとは思えないし(でもあの<邪>が一番絵がきれいに
描けていた)、新房サンみたいに「ボチボチ行きまっせー」型なんだろうと超勝
手に想像します。
 まぁヤマカンさんの<邪>については後々に期待するとして。話は面白い、だ
から続きを是非やって欲しい、でもやらない方が良いんだろうな、、、と考えま
す。原作側の事情もありますし、現状ハテナのままで終わらせている事柄を片づ
けるためには原作に切り込んでいく必要がありますし、そもそもヤマカンさんが
「ここまで」と決めているのなら下手に続編を無理強いしても良い物はできませ
んし。あの最終回を見るに「最終回」として作っているようなので、「箱」を閉
めるのに馬力をかけた分次に同じ「箱」を開けるときにはもっと馬力が必要にな
りますし、その馬力を次の最終回まで維持しないといけません。少なくとも、原
作側の事情が落ち着くまでは、「箱」は触らない方がいいでしょう。

#いつの回だったか、ナギが仁におぶわれているカットがあったのですが、あの
 スカート丈だとおぶわれた時点でスカートの中身が丸出しになっているんじゃ
 ないかと(マテ)。


●『あかね色にそまる坂』(KBS京都<独立U>)
 総合:    2 (開始時評価:3)
 ストーリー:2 ビジュアル:3 キャスト:3

 個人的評点 OP・ED:2 OP・ED音:3 TNK

 確かに「夕日で朱くなった坂道で下校する面々」は有りましたから「何で
そんなタイトル?」という解は一応存在しますが、「作品を一言で表せば?」
という問に「あかね色にそまる坂」とは答えにくいなぁ。あの坂にそんなに
意味があったとは思えないんですが。
 実は麻上はこの作品は最終回貧乏なのですが、「残念だ」という気は一切
起きません。これまで数々見てきたタダの学園物が1本増えただけ。今や珍
しくなくなった”一夫多妻”なだけで絵も話も特筆すべき所は見当たらず。



●『まかでみわっしょい』(サンテレビ<独立U>)
 総合:    1 (開始時評価:2)
 ストーリー:1 ビジュアル:2 キャスト:2

 個人的評点 OP・ED:2 OP・ED音:2 ZEXCS

 この作品はどこをどう楽しむものだったのでしょうか。やっつけ仕事のよ
うに見えました。



●『今日の5の2』(テレビ大阪<テレ東系>)
 総合:    5 (開始時評価:2)
 ストーリー:5 ビジュアル:3 キャスト:4

 個人的評点 OP・ED:3 OP・ED音:3 ジーベック

#化けた。今期一番化けた。地べたなのに(失礼)ジーベックよくやった。

 いつぞや「残念だ」と書きましたが、前言撤回。今期の作品で一番本が
(脚本が)仕上がっていたのが本作だと断言します。
 そもそも「残念だ」と書いた根拠は「円盤版と比べたら」でして、あっち
はあっちなりに良い所があって絵も良いのですが、「そもそも別物」と考え
を転ずるに申し分ない「普通の小学生の日常」を上手くとらえた作品です。
流石に女子の行動思考は分かりませんから男子側の動きを見ていると、「分
かるなぁ」と呟くこと常時。見ていて「かゆい所に手が届く」的な、お尻の
辺がこそばゆくなるなるような「ほ〜〜〜らあなた達の10歳くらいもこん
なんだったでしょ−−−」とヘッドスタッフにあざ笑われているようでしか
も「参りました」と言わざるをえない屈辱(でも笑って同意)と、思い出し
たくない恥ずかしい記憶(でも楽しい思い出)の数々。よくもまぁこんなつ
まらない『些細な出来事』をここまで膨らませましたねぇと思わずにはいら
れない話。ヘッドスタッフにリアル小学生がいるか、リアル小学校でロケハ
ンしたんじゃないの?
 スーパーボールでスカートがめくれるかは微妙ですが、道の水たまりにで
きた氷と言い、台風銀座の地域の方には申し訳ないですが台風への思いと言
い、雪国の方には申し訳ないですが雪に対する思いと言い、どれもこれも思
い当たるフシがあるものばかり。総じて女の子の方が精神成長が早いことに
由来するエピソードが多かったようですが(5年生だったらまだ着替えを気
にする男子はそんなにいない。まぁ知ってる男子も勿論いましたが)、その
当時には決して理解できなかったであろう「男ってホントバカよねぇ」の真
相を25年経ってヘッドスタッフに突きつけられる様な感覚は、子供の頃の
アルバムを見てニヤニヤする感覚に似ているように思います。
 円盤版が<邪>を少々利かせているのをテレビ版では無くし(当たり前か)、
代わりに話を集めてそれを膨らませるというのはまさに「脚本の勝負」であ
り、地味で、奇をてらうと失敗する可能性大で、実際には脚本勝負の方が難
しいのに、実に良くまとまっていました。最初はあの『顔』を残念だと思い
ましたが、「アスリードみなみけみたいな顔芸」と相まって、あれはあれで
良いんじゃないという気になりました。

#ひとつ残念なのは、麻上の周りには幼なじみの女の子はひとりもいなかっ
 たこと(そっちか)^C。やっぱりマンガはマンガなのよねぇ。




******敵機襲来!敵機襲来! バルキリー隊全機スクランブル******
karura@occn.zaq.ne.jp
                         麻上 迦楼羅(竹田 貴博)
********六星占術だと、私は土星人になるらしい***********