渋谷@家から です

引き籠りを自負している身には稀なことですが、
今日の午後は横浜でSF(せふれじゃないです)
のコンベンションがあるらしいので
主に無料で行けるイベントを見に行きます。

Terada Haruo wrote:

> 寺田です。

> > そもそも、純粋に将棋漫画だとすれば個人に深く踏み入る必要があって
> > 雑多な人間模様だとかを無駄に描写する余裕などないでしょうから
> > なんちゃって将棋漫画なのではないでしょうか…
> 
> 「しおんの王」に関しては、いいえ、違います。どちらもきっちり描けてますよ。
> と私は言えます。

大変失礼なことを書き散らしてごめんなさい。非礼を詫びます。

> 「ヒカルの碁」でもそうですけど。碁だけじゃ話は持たない。

おっしゃるとおり。学業そっちのけで碁に打ち込む主人公は
プロ棋士になることを前提としていない同じ中学の生徒とは
進路が変わってしまうことや、クラブ活動で囲碁の対外試合
に出られなくなることなどをストーリーにうまく織り込んでいたり
してました、ヒカルの碁でも。

> お話としてはそれ以外のドラマを組み込む必要がありますが、
> 「しおんの王」はそれがうまくいってます。

どんなものか興味が出てきました。

> 原作者はかとりまさるサンという方ですが、あの林葉直子さんのペンネーム
> だそうで、有る意味、将棋漫画で言えばうってつけの人材だしね。

とんでもポリスシリーズなどのホワイトハート文庫作品を何作か
読んだことがあります。あの当時は将棋と小説の二足のわらじだったんだ。
その後の写真集モデルとか週刊誌の話題の人だったことは興味が
なかったのでよく知らない。

> #ハチワンは読んでないし、3月は始まったばかりなんで評価はできず。
> 
> それより、しゃべれない主人公に川澄綾子を当てるなんざぁ、どんな演出
> するんだろう。

無声音で発話する要領でわけのわからないサラダ語を話す感じなんでしょうか。
しゃべれない主人公役の声優稼業って、すごいなあ。

> コチラも私の観点から言えばちょっと違うかなぁ。
> 
> あえてミスマッチを狙ってみたんじゃないかなぁ、と。
> 羽海野サンはベースにしていた雑誌が休刊続きで、描く場所を
> どんどん失っていたわけで、今度は白泉社が拾った形(?)に
> なった訳ですが、本来ならメロディあたりに突っ込むのが普通でしょ、
> でも、そこであえてアニマルにもってきたんじゃないかと。

集英社ってたまにそういうめぐり合わせのマンガ家さんがいますね。
いや、集英社に限ったことでもないですがメジャー雑誌かかえているし、
部数が発言力だという性格が強い雑誌社だからかな。

> #根拠は白泉社の女性誌は「花とゆめ」も含めてイレギュラーな主人公は
> #案外許容されているのと、編集者が女性誌と青年誌とでローテーションを
> #まめにしてるみたいな、ところかな。

売れているから競合他社競合他誌ではリスクにつきOKが出ない企画も
通るというのも他誌から執筆陣を引き抜けるポイントですね。
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mailto:shibuya@dd.iij4u.or.jp           渋谷伸浩