ブダペスト祝祭管:マンフレッド交響曲
2006.02.17 Palace of Arts, National Concert Hall (Budapest)
Ivan Fischer / Budapest Festival Orchestra
Emanuel Ax (P-3)
1. Satie: Gymopedies No. 1 (orchestration by Debussy)
2. Satie: Gnosseinnes No. 3 (orchestration by Poulenc)
3. Mozart: Piano Concerto No. 25 in C major, K. 503
4. Tchaikovsky: Manfred Symphony
フルオーケストラとしては今年最初の公演です。アックスはさすが
古典派の専門家だけあって,見かけによらず繊細かつ多彩な表現力で
肩の力の抜けた軽やかなモーツァルトを聴かせてくれました。
マンフレッドは,今年の初日ということもあってか,いつにも増して
気合いの入った祝祭管のアンサンブルに拍手喝采でした。一糸乱れぬ
弦の音色にぴっちりそろったボウイング,極めて適正なパートバランス,
これは相当に練習を重ねたなと想像するに難くありません。木管やホルン
のソロも素晴らしく,また両袖に対抗配置した2台のハープがステレオ
効果で立体感をより際立たせていました。指揮者のクールさとはうらはら
に,出てくる音は全体的にドラマチックな表現で,たいへん「熱い」演奏
でした。アンコールの「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲にまで
その熱気を引きずって,少々うわずった演奏になっていたのが微笑まし
かったです。
それにしても隣りのおばあさんは今年も相変わらずガサガサとうるさい。
どうして演奏中に平気でバッグのチャックをちーと開閉できるんかな…。
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はっしー@ぶだぺしゅと
演奏会備忘録 <http://www.ne.jp/asahi/hot/space/concert/>
Fnews-brouse 1.9(20180406) -- by Mizuno, MWE <mwe@ccsf.jp>
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