Quoted from <emoeeu$gjn$2@caraway.media.kyoto-u.ac.jp>
Dated approximately Mon, 25 Dec 2006 20:59:33 +0900
Posted by Fatman <easyfatman@yahoo.co.jp>
>
> Joe Keen wrote:
> 
> > 自衛隊は事実上も国軍ではない。単なる軍事力。
> > 軍隊とは、軍事要因を職務に強力に縛るシステム、つまり、軍法会
> > 議や軍事裁判所を備えた軍事組織だ。こういう組織は、他国に侵攻
> > することができる。
> > 脱走兵を死刑や終身刑に処すことができない軍事組織は、軍隊では
> > ないのだよ。
> 
> 日本国憲法は特別裁判所の設置を禁止しているから、それはやむを得ないと思い
> ますが、「軍隊」というものを狭義に解釈して限定すればそういうことも言える
> でしょうが、そうなると単なる解釈の問題になってしまいます。

解釈の問題に留まらない。軍隊とは、構成員に作戦上場合によって
は死を強いることができるため、体制への構成員の忠誠の限界を超
えた行動、つまり、他国への侵攻が十分に可能だ。

一方、自国を守ることに関しては、自衛隊の隊員の愛国心なりを十
分に期待できる。自国を守ることについては軍事要員に軍隊的な職
務への拘束は必要ない。歴史では、ペロポネソス戦争やドイツ占領
下のフランスのレジスタンスが好例。

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