Path: ccsf.homeunix.org!CALA-MUZIK!newsfeed.media.kyoto-u.ac.jp!nntp.gol.com!jpix!tngate3.hitachi.co.jp!giga-nspixp2!nf.asahi-net.or.jp!not-for-mail Message-ID: <436256C9.9617C91D@excite.co.jp> Date: Sat, 29 Oct 2005 01:50:17 +0900 From: kenken Organization: hard X-Mailer: Mozilla 4.78 [ja] (Windows NT 5.0; U) X-Accept-Language: ja MIME-Version: 1.0 Newsgroups: fj.soc.politics Subject: Re: =?iso-2022-jp?B?GyRCJVslbyUkJUglUCVzJUkkSEw1TX0ychsoQg==?= References: <3992366news.pl@rananim.ie.u-ryukyu.ac.jp> <433E0A0E.8C7BD7FF@excite.co.jp> <4343FF9C.8B348A98@excite.co.jp> <4346169C.3ED7D897@excite.co.jp> <434D0DEA.350D9B7C@excite.co.jp> <43564961.F1918AF5@excite.co.jp> Content-Type: text/plain; charset=iso-2022-jp Content-Transfer-Encoding: 7bit Lines: 204 NNTP-Posting-Host: g036210.ppp.asahi-net.or.jp X-Trace: 1130518196 news2.asahi-net.or.jp 977 211.132.36.210 X-Complaints-To: ap-net@asahi-net.or.jp Xref: ccsf.homeunix.org fj.soc.politics:26331 seiwa-ssさんwrote: > : >  目をつぶって批判しているから見えないんでしょう。 > 「ほっとけない」サイトに書いてありますよ。 そりゃま、入り口に書かれた文言が既に論理の飛躍がぶっ飛んでますから、 多少のことは目をつぶらないと。 > > > の状況を知ってもらうためです)、まず「知ってもらう」という広報的な > > > 意味合いでホワイトバンド活動は成功していると思いますが。 > > > > ええ、そこは私、最初に存在意義として挙げてますね。 > >  過去ログを確認しましたが、そんな言葉はkenkenさんの投稿のどこにも見つ > かりませんでした。 では、そこまで。 >  kenkenさんは「あんな活動ではアフリカの人々は救えない」「そもそも『政 > 治では救えない』という見地に立って起こされた活動だとは思えない」とおっ > しゃっています。 そんな事言ってません。 私が言ったのは、  そもそも、アレが【政治では人は救われない】というスタート地点に  立ったことのある人が興した運動だとは思えない。 です。 (Message-ID: <433E0A10.1AFC0B8C@excite.co.jp>) >  ホワイトバンド活動を「貧しい人々を救えない活動」と一蹴している投稿は > 散見されますが、ホワイトバンド活動の理念について言及しているところはあ > りません。 ソレについて言及したいのでしたら、まずは本場イギリス版のソレとの 比較から入っていったほうがわかりやすいと思いますよ。ρ(..) http://www.makepovertyhistory.org/whiteband/index.shtml > ODAの理念と実績については一生懸命説明くださっているのでこち > らも勉強になりましたが。 あ、いや、ですからそこは私がサボって書いていないところです。 > > 恐らく、seiwa-ssさんがわかっていないところの一つは、その山の頂点を > > 目指すのは、日本人ではなく、あくまでもアフリカ諸国の人々である。 > > って点ではないでしょうか。 > >  わかっていますよ。人の投稿読んでないですね。 いえ、やはりわかってません。 >  ODAやNGO・NPO活動はあくまで自立への援助であって、最終的には援助され > る側(アフリカ諸国の人々)自身の問題でしょう。 >  飢餓や貧困問題の種をまいたのは旧宗主国側ですが、そこからの自立そのも > のはアフリカ諸国の人々自身の問題です。 いいえ、問題の内容によります。 > ODAやNGO・NPO活動ができることは > 限界があります。ホワイトバンド活動も同じ。 >  それなのに、援助する側の「自らの行動を省みないとダメだ」という指摘に > 彼らは「レイシスト!」と反論します。なぜでしょう? 「へろへろで仕事を終えてタイムカードを退勤打刻した直後に掛けられた声  がそれだったから。」 > >  ODAに投資とか壮大な夢とか位置づけを行うのは一向に構いませんが、 > 「〜〜してあげよう」という意識丸出しでは何の解決にもなりません。 (a)「それなのに」 (b)「自らの行動を省みないとダメだ」という指摘 (c)彼らは「レイシスト!」と反論します。 > 「(投資)してあげよう」なんて気分だから本来の理念から外れるんじゃない > んですか。 seiwa-ssさん自身がそんな気分だから(a)(b)(c)の発言が記事に出てくる んですよ。 > >  ODAの理念や政策をイチオシする割に、その理念が実働されていないことに > ついて「あとから検証しているのでいいのだ」と言ってみたり、それが実は > 「〜〜してあげよう」なんていう見下ろし主義でしかないことに目隠ししてい > るから、地道に活動していても投資先の国がなかなか自立できないんです。 そんなに単純じゃないです。 (あと、私はODAの理念や政策をイチオシしている訳ではありませんし) > >  ODAに関しては別に目先の利益なんか求めていないしまだまだ時間とお金が > かかることは承知の上だけれど、これは今まで検証してこなかったツケです。 > 政治が末端で機能してこなかったからNGOががんばるしかなかったんです。 そこで言う「政治」というのが辞書通りの意味で書いてあるなら、 「機能してこなかった」も何も、そんな機能はODAにはないですし、多分 これからも追加されることはないでしょう。 >  検証が機能すればODAももっとちゃんと動くのかな。 ODAを「Make Poverty History」の視点だけで見た場合は、恐らくseiwa-ssさん が満足のいくものになるのかどうかはちょっと... > > > ただ白い輪っかのた > > > めに出されたお金の一部が、最貧国のために使われるのは現実で、それで > 「救われ > > > る」人々がいるのも現実です。 > > > > (誤)白い輪っか > > (正)ODA > > > > 一応直しておきますね。 > >  別に直さなくてもいいのに。 申し訳ない。余計なお世話でしたか。 >  朝日新聞夕刊で(朝日だ、なんてツッコミはこの際取り除けて)、政策の提言 > を行うNGOに収益の一部を寄付するのだと取り上げられていたのであらためて > 「ほっとけない」サイトを読み直してみました。 >  この活動、貧困問題の解決を最優先に、そのためにどうするかというアプ > ローチがメインです。政策をどうするか、ですね。 どうするつもりなんだか... >  ODAと親近感が出てきました。ひょっとしたらODAのことは書いていないだけ > で(国連のことは書いてある)、各国の政策を「もっとODAに力を入れてよ!」 > という方向に導きたいのかもしれません。 いや、そんな方向性なんてないでしょ、今のところ。(この先は知らんけど。) やはり、seiwa-ssさんが言っていた通り、 > > の状況を知ってもらうためです)、まず「知ってもらう」という広報的な > > 意味合い なんでしょ。 だから、世にある不幸や悲劇を寄せ集めて来て貼り付けて、皆に知らせて 一応はお役御免。 その先は、それを見た読者任せ。 下手に白いわっかを買った人がいたとしても、ρ(..) Message-ID: > 白い輪っかをつけ続けるかどうかなんて買った人の勝手です。買った人が > 現状を知り、次のステップに進めばよろしいし、進まなくてもよろしい。 なんでしょ。 >  別にいいです、大量に投資されて、それで誰かが救われるのなら。実際 > に救われているわけだし(それはホワイトバンド活動も同じだけれど)。 > >  ほんと、救われませんね。やっとわかりました。ありがとうございます。 いやいや、まだまだわかってないと思います。 > >  繰り返し指摘しますが、ホワイトバンド活動はODAと枠組や構造は一緒で > す。 >  双方とも「誰かを助けて自立を支援する活動」だからです。 ここがseiwa-ssさんからみたホワイトバンド活動の理屈の骨子なのでしょう か。 (1)ホワイトバンドの売り上げの一部がNGOに行く。(NGOは助かる。) (2)NGOは自立を支援する活動を行い人々を救う。 (3)ホワイトバンドを買った人は(1)に貢献できる。 果たして、これの一体何が問題だというのだ。 といったところでしょうか。(はてさて) > >  ということで、「ODAは誰かを救っている」というのも「やらないよりずっ > とまし」同様念仏でしょう。 >  念仏である証拠は、アフリカの奥地で放棄されている工場が如実に物語って > います。 「ODAは誰かを救っている」という事実は、多くの失敗例を持ってきたところ で覆りませんよ。そのことで言えるとしたら費用対効果の話。 知らなかったのならこれも覚えておいて下さい。 どうせ持ってくるなら、ODAのせいで人々を苦しめることになった例を持ち出し て来たほうが、ODAの背負った業が宣伝できますよ。 >  双方の活動は排他ではないのがお分かりなのに、なんだかなぁ。 まだまだ時間はかかりそうです。 -- わんわん **************************************** m(。-_-。)m (旧)kirahoshi@zdnetmail.ne.jp ------------(新)t.b.d