seiwa-ssさんwrote:
> 
> > 「では、どうすればアフリカの人々は救えるとお考えですか?」
> 
>  そのことについてはすでに書いていますが、日本語が読めないなら仕方ありませ
> ん。

翻訳すると、

  書いていません。

ということですね。
それはそれで正直で結構なのですが、私とてそれは同じ。

ただ、私のほうは書くのが面倒くさかったので、それが書かれたwebページ
を紹介しましたけど。
ちゃんと基本コンセプトと、その実現に向けての具体的政策に関して
ちゃんと書いてあります。

> 
> > 私は、ホワイトバンド活動なんかでアフリカの人々は救われないという事実
> > を言っている訳でして。(いらないなんて言ってませんよね?)
> 
:
>  ことさらにODAのQ&Aを引用するのはなぜでしょう。

読まずに記事書く人がいるからです。

因みに、

>  それはやりっぱなしで後のフォローをしないODAでも同じです。

この手の古臭い意見は、既に問題点として挙げられており、フィードバック
を有効に働かせる為の「評価」に関する取り組みも検討されています↓

http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/index/kaikaku/hyoka.html

ただ、紹介した私が言うのもおかしな話ですが、モニタリングの実施までは
いいとして、「評価」ってのは、ちょっとそれはそれで問題がある訳ですが、
まぁ、ガイドライン中に課題としても挙げられており、まだまだこれからの
話なので、今後もたまには注意深く見ておかなければ、、って気になります。
(一納税者として。)


> ホワイトバンド活動では無理だ
> がODAでは救えている(からホワイトバンド活動はいらない、という反語だ)と言いた
> いのかと思ってましたよ。

気のせいでしょ。

> 
>  枠組みの構造は同じなのに、行動が違うだけで「違う」んですか、へえ。
>  山の頂上を目指すのにルートがひとつだけなんて知りませんでした。

恐らく、seiwa-ssさんがわかっていないところの一つは、その山の頂点を
目指すのは、日本人ではなく、あくまでもアフリカ諸国の人々である。
って点ではないでしょうか。

何故そう思うかというと、
> 
>  フォスタープランもフェアトレードもODAもホワイトバンド活動もNGO・NPOとして
> 現地の人と直接関わることも「人助けの一環」です。
>  お金が動いているという点で大きく違いはありません。些細な違いをまるで大げさ
> に取り扱い、なぜ「救えない」のかという根拠を示されていないので反論のしようが
> ありません。

とあるように、「なぜ救えないのか?」という根拠を求めていることから
そう思った訳なんですけどね。


>  ああ、論拠は「ODAという形で多額の援助資金が投資されていて、それで100の
> うち1の人々が助かっている」ですか。ふーん。

いえ、違いますよ。
ODAで人々が救われているという話は、なぜ「あんな運動なんかで救えない」
のかという根拠にはなりませんし。
知らなかったら覚えておくといいですよ。

> 
>  ホワイトバンド活動はまずメインに「政策の支持」があり、ホワイトバンドを買っ
> てもらうのは二の次でしょう。

あ、いや、だからその「メインに政策の支持があり、」ってのは無理があり
ますよね?って話はもうしましたよね、既に。

> あのサイトにも書いてあるとおり、売上金の一部を最
> 貧国のために活動しているNGOに援助するのですから、なせ「救われない」と断定で
> きるのか理解できません。
>  まるでホワイトバンド活動から援助を受けるNGOは焼け石に水みたいですね。確か
> にそのとおりですが「やらないよりはずっとまし」です。

いや、ですから、seiwa-ssさん自身も、

Message-ID: <dha65o$6nv$1@caraway.media.kyoto-u.ac.jp>
>
> 寄付されるNGO側も玉石混合なのは言うまでもないことですが。
> この辺の監視については、確かにはっきりしてないけれど。

という認識だったんでしょ。
いつから、そこのpathが確信に変わったのでしょう。

# そこの確定情報なしに、
# 「やらないよりはずっとまし」
# と言い切れる人は、まぁ、貴重かも。(私の周りにはいない...)


> 
>  ある問題を解決するのに、アプローチはいくつあったってかまわないでしょう。
>  それにはまず「ある問題」の現状を知ってもらうことが先で(多くの大手NGOで広報
> 部門があるのは、自分たちの活動を知ってもらうことと同時に援助・支援している先
> の状況を知ってもらうためです)、まず「知ってもらう」という広報的な意味合いで
> ホワイトバンド活動は成功していると思いますが。

ええ、そこは私、最初に存在意義として挙げてますね。

> なんの役にも立たない、救えない
> ということにはなりません。当然宗教でもありません。ファッションが一番近い。な
> ぜなら関心が薄れたら消えていくものだからです。
> 
>  白い輪っかをつけ続けるかどうかなんて買った人の勝手です。買った人が現状を知
> り、次のステップに進めばよろしいし、進まなくてもよろしい。

で、そういう人も個人差こそあれ、いつかその白いわっかを外す時が訪れて、
気付くんでしょ?
「こんなもんでアフリカの人々は救えない」って事に。

その事実を受け止めることを拒んで駄々をこねる人よりかは、成長が早い
んじゃないかなって気もします。


> ただ白い輪っかのた
> めに出されたお金の一部が、最貧国のために使われるのは現実で、それで「救われ
> る」人々がいるのも現実です。

(誤)白い輪っか
(正)ODA

一応直しておきますね。

因みに、この辺の実情を探る上で参考になるのは、民間モニターの意見で
すかねρ(..)

http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/kaikaku/monitor.html

これを読むと、ODAに関して疑問を感じる人もいることがよくわかります。
また、中には、失敗作も全て公開すべきだとかいった厳しい声もあります。
(既に私が書いた、透明性を上げるってことですね。)
ここもまた、現状に甘んじることなく今後どう改善されていくのかに
ついての国民の注目も一層高くなることでしょうし、一納税者としては、
そういう目を向けていく必要もあると思います。
何せ皆さんのお財布から年間1万円近くのお金が使われている訳ですから。


>  理由は「どう活動するのか書いていないから」? ああそうですね。大事なことで
> すね。
>  白い輪っかから援助を受けるNGOに訊いてみてはいかがでしょう。

そういうのは、
「やらないよりはずっとまし」
「やらないよりはずっとまし」
「やらないよりはずっとまし」
と念仏を唱えている人が率先してやるものであり、他人に提案するものでは
ないってことぐらいは知っておいて下さい。


> 
> 「納税された税金がODAとして最貧国に投資されているから、ほかの活動では救えな
> い」なんていうのも思い込みでしかありません。

これも、そんな思い込みをしている人なんていないって点なんですけど、そ
んなこといちいち気にしていたら記事が書けない...

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わんわん
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