アメリカとイラクの戦争で再び現在という時代のある側面が明らか
になった。圧倒的なアメリカの軍事力の前に、イラクの民の国家意
識など無力であったということである。

さらに、アメリカのいわゆる新保守の代表的な論客はそれぞれが実
業家や会社重役であることにも注目してもらいたい。アメリカ兵と
イラクの無辜の市民の血は、新保守の懐を暖めるために流されたの
である。アメリカ人の持つ国家意識は、彼らの都合のために利用さ
れたのだ。

イラクもアメリカももろかった。国家意識なるものは、所詮脆弱な
のだ。だから、狡猾な超国家的集団に操られてしまう。

――

アンケート
http://futrades.s12.xrea.com/mq/multiq.cgi