EHARA Jun-ichiさんの<d5vmv9$tvk$1@nwall2.odn.ne.jp>から
>先生:今日は,少し前に fj.news.style で発表された,論理的な議論の
>   仕方に関する話題を取り上げてみたいと思います。
>
>でし:はい,せんせい。
>
>先生:それでは…
>   あなたは,地球上に存在しています。これは正しいですね?
>
>でし:はい,正しいです。
>
>先生:一方,道端に落ちているうんこも地球上に存在する物体です。
>   これも正しいですね?
>
>でし:…何でうんこが出てくるのかわかりませんが,まあ,そうですね。
>
>先生:よろしい。つまり,あなたとうんこの間には,地球上に存在している
>   という共通点があります。よって,あなたとうんこは同じなのです。

せんせ〜。^^;
ここで、明らかに「AとBは同じ」って言っちゃってますから、以下の話につな
がってませんけど〜。

>でし:せんせいっ! いくら先生でも言っていい事と悪い事がありますよ!
>   わたしとうんこは同じじゃありません! 絶対違います!!!
>
>先生:ほほう。地球上に存在するという共通点を認めておきながら,あなた
>   は自分がうんこと同じではないと主張するのですね。
>
>でし:当然です!
>
>先生:はっはっは。あなたは議論の仕方を勉強する必要がありますね。
>   「AとBにはXという共通点がある」という指摘に対して行うべき反論
>   は「Xという共通点はない」であって「AとBは違う」ではないのです。
>   「AとBは違う」が正しい反論となるのは「AとBは同じ」という主張
>   に対する場合であり,ここでその反論を行うことは「Xという共通点」
>   という指摘を意図的に無視したことになります。(*)
>   ここで,Aを「あなた」,Bを「うんこ」,Xを「地球上に存在する」
>   と置き換えますと,あなたは「地球上に存在する」という共通点を意
>   図的に無視して「自分とうんこは違う」と反論したことになります。
>   この手の主張は論理的ではありませんね。
>
>
>(*) <4244c7c9$0$976$44c9b20d@news2.asahi-net.or.jp>
>
>-- 
>江原 純一 mailto:j-ehara@pop17.odn.ne.jp

-- 
wacky