いいじまです。

>  というのも、当時 SHARP X68000 の floppy format が、普通の
> FAT (NTT format だっけ?) を case sensitive に拡張したものだ
> ったため、Human68k 上で普通に floppy を作ると小文字のファイ
> ル名になっちゃうからでした。

おお、そんな話もありましたね。

>  で、MS-DOS の open() 相当の function call には、FCB を用い
> た 2.x 時代の function 0Fh と、ファイルハンドルを用いた 3.x
> 以降の function 3Ch とがあるんですが、小文字ファイル名は何故
> か前者で読めて後者で読めないという状況だったと思います。

>  尤も、FCB による実装だとディレクトリ階層に対応してないので
> ルート直下のファイルしか読めないんですが :-)

いや、ファイルハンドルは 2.x から実装されていて、FCB は 1.x 時代のもの
だったと思います。「コンパイルしたバイナリは 2.2 でも動く」と謳っていた
(と思う)LSI C-86 がファイルハンドルで open() を実装しているので。

で、FCB だと、ルート直下ではなくカレントディレクトリのほうでは?
int21h AH=0Fh を使ったことがないので知らないのですが。

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飯嶋 浩光 / でるもんた・いいじま   http://www.ht.sakura.ne.jp/~delmonta/
IIJIMA Hiromitsu, aka Delmonta           mailto:delmonta@ht.sakura.ne.jp