ども、みやこしです。

携帯@ wrote:
> 携帯@です。

こんばんは。

> AIR第九話「つき -moon-」について雑感など。
> 
> AIRの放映予定を某所で見たのですが、第13話は総集編なんですね。
> 第12話が実質的な最終話ということになるのか…。

総集編があるんですね。DVDが全6巻・各巻2話収録の予定みたいなので、全12話と
いうのは確かだと思ったいたのですが。しかし、この話をどう1話分に纏めるのか
とか(ただでさえ無駄な部分が無さそうなのに)、その総集編はDVDに収録される
のかとか(収録されても、映像特典扱いでしょうが)気になります。

> ●全体を通して
> 
>  所謂DREAM編の最終話(ということで良いのかな?)と、AIR編の導入です。やや駆け足
> 気味ではありますが、翼人伝説と、現在の往人が旅を続けている理由、そして観鈴ちんが
> 夢を見て、身体が弱って行く理由が明らかとなりました。

「SUMMER」編ですね。「DREAM」編は、第七話までの部分の筈。
改めて第一話からの観鈴ちんの夢の話を思い返すと、「あの言葉はこの事か」という
のがよく判ります。順番が逆ですけど。
#「体がずきずきする」という辺りを聞くと、改めて涙が…。

>  寺に匿われてからが柳也のモノローグで説明が延々と続いてしまう形になってしまった
> のですが、神奈と柳也達との関わりを一分でも長く描こうとするとこうならざるは得ない
> でしょう。設定話になってしまっていますが、説明は簡潔に纏められていて、これまでの
> 疑問もかなり解消。後は、観鈴ちんを往人が救うことが出来るのか? …という辺りに
> ゲーム未プレイの身としては期待が高まります。

同じく。何か、また最後で急展開しましたしね。

>  劇場版AIRは実のところ好印象だったのですが、原作ファンがこれはAIRでは無いと言っ
> ていた理由が分かるような気がします。^^;;;;

そう言えば、劇場版の公開前に「『映画』にはなっているだろう。問題は『AIR』に
なっているか、だ」という意見が某所にありましたが、なかなか的を射た意見だった
かもしれません。尤も、何をもって「AIR」か、というのは、各人が原作の何を重視
するかにもよると思いますので、難しいところではあります。
私は、「今のところは」という条件付きではありますが、劇場版ももう一つの「AIR」
としては良いのではないか、と思っていますが。
#こればかりは、やっぱりちゃんと原作をやらないと判りません(^_^;

>  この穢れの正体は後に明らかとなるのですが、八百比丘尼はどうして最初からその穢れ
> の正体を話すことが無かったのだろう? 話してさえいれば、神奈達が巻き込まれること
> は無かったのに。
>  尤も、それがあるから神奈を連れて山を下りる様に言ったのだろうけど、その割には一
> 緒に暮らして頂きますと言われてあっさり心変わりしている風にも見えます。

この辺の、キャラ達の行動の動機が弱く見えてしまうのが、難点と言えば難点かも。
前回の神奈を連れ出す時もそうですが、話を短く纏めるために原作から変更した結果、
そうなってしまったとすると、ちょっと残念な気がします。

>  何かが鳴くような音が霊山に響く。それは合戦の合図である鏑矢の音。
>  矢が飛んだだけであんな音がするとは思えないので、何か笛でも鳴らしているのかな。

鏑矢というと、矢に、笛のようなものが付けてあって、飛ばすと音が鳴るようになっ
ているものだったと思います。
#殺傷用じゃなくて、合図をする為の矢という事で。
#「風の谷のナウシカ」には、「鏑弾」という、これの銃弾版が出てきたりします。

>  柳也の髪が風で動いているな、と思ったらそれは八百比丘尼が起こした風でした。翼人
> の力って風を操るということなのかな。兵士が木に叩きつけられ、直後に木毎真っ二つの
> シーンまで作画されちゃってます。

いきなり派手な場面になって、違うアニメになったかと思いました(^_^;
木の幹に、血がどばっと広がったり…。

>  彼女が倒れた場所、牢屋からは大分歩いた筈ですが、石の壁に扉の跡。この廃墟は一体
> 何なんでしょうか?

私も気になりましたが、放棄されて廃墟になった寺院とかの名残か何か、といった
感じですね。特に意味深なモノという訳では無さそうです。

>  神奈に矢を抜かないように言う柳也。抜いたら血が吹き出るだけだと。
>  つまりは、矢を受けた場所が致命的な場所だということでしょうね。

毒でも塗ってあったのかとも思ったのですが、そういう訳でも無さそうでした。

>  触れてはなりませぬ。八百比丘尼の警告を無視して、抱きついて嫌だと言う神奈。先程
> も書きましたが、八百比丘尼が触れてはならないという事情は未だ判るのですが、それま
> で神奈も誰も、八百比丘尼にその意味を問いただして無いのに、触れてはいけないという
> 母の言葉をそれまでは律儀に守っていたんですね。気付かず、触れようとしてもおかしく
> ないんですけど。多分、原作ではそのようなシーンがあったのだろう…と脳内補完すべき
> なのかな?

多分、神奈の母親の命令という事で、いちいち理由を問い質すのは失礼だという
意識があったのかも。
#何せ昔の話なので、親とか主の命令は絶対、という気がします。

>  八百比丘尼の古の祝詞。恐らくゲームではしっかりと記述されていることでしょうが、
> 一部聞き取りづらい部分もあり、その意味が今一掴めません。これが翼人の勤めというこ
> とですが…。祝詞を口述で伝えるというより、神奈に向けての祝詞により翼人の力を使え
> るようにしたということなのかな。

だと思います。神奈がいきなり飛べるようになりましたし。

>  裏葉に薄情な母と思わないように、柳也には弔いは無用と言った八百比丘尼。
>  この子と飛びたいという言葉を残して逝ってしまいます。翼人とはいえ、案外あっけな
> い最後でしたね。

登場したと思ったら亡くなってしまいました…。
人間だったら即死だった所を、翼人だったのでここまで息があった、という事なの
かもしれません。

>  柳也達の側まで迫ってきていた兵士達。
>  柳也は刀に手をかけながら、裏葉に逃げるよう合図を送る。
>  裏葉は笑って夏祭りの話をしつつ、首を振ります。
>  迫り来る死を笑い合いながらと言うのが何とも嫌な感じです。

浜辺で遊ぶ神奈と、彼女を見守る柳也と裏葉。夏祭で踊る神奈達。そんな幸せな
夢の一方で、三人を包囲していく松明の明かりという図が怖いです。

>  これまでのシーンは光ってばかりで良く見えませんでしたが、今回はばっちり…という
> 程のことも無いですが。意外と、胸もありますね(観るべき所が違うでしょ)。

いえ、これは「見るべき所」でしょう(^_^;
公式サイトのスタッフのコメントに、神奈のハダカがTVで出せるかどうか心配
だったという話もありますし。

>  ふわりとという感じで柳也に近づき、口づけをする神奈。
>  離れた後で唇に手を触れ余韻に浸っているのが良い感じです。

自分の「恋」に対してけりを付けた、という感じです。

>  しかも裸だし(ぉぃ)。

はっきり言って髪の毛が邪魔です(爆)

>  武者法師の側は翼人の災いからこの世を守るため、読経を続けている様子で、侍の法も
> 八百比丘尼を殺してしまったということは、翼人抹殺に出たことは間違いありません。な
> ので、どうしてこの勢力が戦う必要があるのかが良く判りません。法師達は翼人を生かし
> つつ封じているけれど、侍達の方は翼人を抹殺しようということなのかな。
>  この辺りは、後のシーンで一応知徳法師から教えて貰う部分なのですが…。

単純に、翼人の奪い合いかと思ってました。侍達も、矢ぐらいでは翼人は死なない
と思っていた、とかかなぁ、と。

>  矢を受けた神奈は力で地上の兵士達を吹き飛ばします。
>  しかし、次から次へと矢が突き刺さり、助けようとした柳也は風に阻まれます。
>  更には呪詛も神奈を縛り上げ、ついに神奈は消滅してしまうのでした。
>  矢が何本も突き刺さっている辺りははっきりとは描かれていませんが痛そう…。

観鈴ちんの夢にあった「体がずきずきする」の所でしょうね。観鈴ちんも、この
痛みを夢の中で感じてたかと思うと…。

>  刀を素手で掴んで止めた裏葉は、神奈の泣いている声が未だ聞こえていると言います。

ここの裏葉さんが格好いいです。

>  悪の巣窟は朝廷そのものでしたか。何も知らずに翼人の社殿で警備をしていた人達は、
> あの晩に皆殺しになっちゃったんでしょうね。何も知らずに。

という事で、「奪い合い」ではなかった訳ですね。

>  武者法師達は八百比丘尼を戦に使わせまいとしていたようですが、その所為で逆に霊山
> 毎滅ぼされちゃったということかな? 翼人信仰が朝廷にとって邪魔、ということですが、
> それだと知徳法師の寺も危ないのでは…。

多分、朝廷にも見つからないように、密かに活動をしていたのではないでしょうか。
その為に、今回の危機にも間に合わなかったのかも。

>  裏葉は知徳に願い、法術を授かることになった。百年に一度の逸材だったのか。

前回、神奈をからかっていた時のお茶目な様子からは、とても想像出来ません(^_^;

>  霊山の法師達の呪いと母から受け継いだ呪いを受け継いだ神奈。
>  柳也が死んでしまったという夢を見続け、責めさいなまれているとか。
>  これが「空でいる翼を持った少女」ということか。

肉体は消滅してしまったが、魂だけが空を彷徨っている(というか、呪いの為に
空に縛りつけられている?)という事でしょうか。
#だから、みちるの魂が会う事ができた、と。

>  往人に傷が浮き上がったり、観鈴の側に居続けると死んでしまうというのは、この翼人
> に心を寄せる者に対する呪いが現在も生き続けているということなのかな。

でしょうね。

>  神奈を捉えている呪いが解けても、戻るべき器は既に無く、人間に転生したとしても翼
> 人の魂は人間には入りきらない程大きい。
>  観鈴ちんは翼人の生まれ変わりで、翼人の魂を持っていることが、彼女が弱っていく原
> 因ということなのかな?

この辺が今一つよく理解出来なかったところです。転生してるという事は、神奈を
縛っていた呪い自体は既に解けているという事でしょうか。でも、それでは観鈴ち
んが誰かと仲良くなろうとしたら泣き出してしまう、というのが説明出来ない気が
しますし(泣き出すのは、神奈を縛る呪いが見せている夢のせい、ですよね…)。
最後まで観たら判るかな?

> 裏葉「子をお作り下さいませ」
> 
>  そう来たか(笑)。

「は?」という柳也の顔が可笑しい(^_^;
でも、既に頬がこけてるんですよね…。

>  お手伝いいたしますわ。…とにっこりと笑う裏葉が何とも(笑)。裏葉さんにならお手
> 伝いされたいです(ぉぃ)。

同じく(爆)

>  それに対する柳也の言葉は、裏葉の想いを受け止めたもので、とっっても嬉しそうな裏
> 葉の表情が印象的です。裏葉は笑っている表情が多いのですが、この笑顔は特に印象的で
> した。心から嬉しい、という感じで。

ですね。

>  ところで裏葉は法術で呪いを受け流しているということですが、法術が無くなる前に人
> 形に力を込めているとも往人の母が話していましたが、力が衰えてしまうと呪いも受けて
> しまうのでは。と言うことは、往人の一族も実は短命だとか。

そんな感じですね。往人の母親が消えてしまったのも、力を全部人形に移して
しまったから、呪いが発現してしまった、という事でしょうか。
しかし、1000年も続けてきたとは。一世代25年としても40世代です。
#気の遠くなるような話だ。

>  まさか、あの人形は裏葉が作ったものがずっと受け継がれているものだったりして。幾
> ら何でもそこまで持ちは良くないでしょうけど。

いや、案外そうかもしれません。代々の力を込めてきたものですし。
#それに、「ずっと受け継がれている」という方がロマンがあります(^_^;

>  どうやら往人はからすに転生しちゃったのか? まさかこんな展開になるとは思いもせ
> ず、吃驚仰天。

何故からす?

>  そんなからすに声をかけたのは観鈴。彼女、からすに拘ってましたからね、これは当然
> か。しかし元気な様子。次回予告で明日から夏休みと言っていたので、時間が巻戻ってま
> す?

戻ってますね。これは、第一話から度々登場していたからすと同じなんで
しょうか。

> 観鈴「そうか、じゃあ私と一緒に行こうか」
> 
>  よーいどん! と走り出す観鈴。そしてAIRのタイトルロゴ。
>  AIR編の始まり、ということで良いのかな?

でしょうね。
しかし、時間は戻るし観鈴ちんが元気だし往人がからすだしと、どう展開する
のかさっぱり…。

> 往人「別なのは無いのか」

という事は、人間の往人もちゃんといて、からすに転生した往人と併存している
という事ですかね。でも、第七話までの話では、観鈴ちんはからすを拾っていな
いので、単に時間が戻ったのではなく平行世界に突入したのでしょうか?
#「ジパング」か(^_^;

> 晴子「観鈴、行ってくるで」

これが、第七話で出かけた場面と同じとすると、晴子さんは何処に行こうとして
いるのでしょうか。実は、観鈴ちんの病を治す方法を探しに行ったとか?

>  劇場版で「そら」というカラスが出て来ていたんですが、あれが往人の生まれ変わりの
> 姿だとは思わなかった。^^;;;;

劇場版の「そら」は、往人の生まれ変わりという訳ではないように思います。
#劇場版では、往人は消えてませんし。

>  からすの視点から見ると、キャラクター達の本性が見えて来るって事でしょうか? で
> は、また。

この辺、劇場版のパンフを読むと、ある程度判ってしまうんですよね…。
#返す返すも、読むんじゃなかったと後悔…(^_^;

>  さて、スタオペ記事を書かないと……。

ご無理はなさらぬよう。
では。

-- 
宮越 和史@大阪在住(アドレスから_NOSPAMは抜いてください)
BGM : 青空 by Lia