加藤@ODNです.

In article <040903115432.M0162788@sma.gssm.otsuka.tsukuba.ac.jp>, kuno@gssm.otsuka.tsukuba.ac.jp wrote:
>久野です。
>
>katoh@pop12.odn.ne.jpさん:
>> んで,問題はこれでヒープを使い切ってしまった時.一体どうすればいい
>> んでしょう?
>
>  当然、ヒープを使い切った時はアウトでしょ。

あ失礼,これは前田さんが書かれた (2) の意味です.

>> #KCL でしたか,cons 毎に何セル処理するかみたいなパラメータが有りま
>> #したが,流石に原始的過ぎるのではないかしらむ.
>
>  そうですか? 結局mutator/collectorの速度比は調整するしかないじゃ
>ないですか。でもですね。定常状態のデータ構造を固定した場合、「フ
>ルスピードでconsし続けても決してアウトにならない」値が求められる
>と思いませんか。

それは「具体的」にはどうやって求めればいいのでしょう? まぁ,定常状
態のデータ構造が固定という仮定は,ちょっくら強すぎる仮定だと思います
からどうでもいいんですけど.
#この求め方はもう確立されている,というのならご免なさい.

>   ハードリアルタイムならそれ位の調整は当り前のような気が。   久野

誰が,何時,どうやって調整すればいいんでしょう?
#できたプログラムは商品として納入するという前提で.

実際のマシンの実装メモリ量や CPU 速度と時間制約とプログラムを与えら
れて,上記パラメータを決めるアルゴリズム(的なもの)が有ればいいんで
すが...
#これがなきゃ「実用」にはなりません.
#もちろん,CPU が遅すぎる,これこれの性能の CPU にしないと無理,と
#いった結論は許容されます.
##ハードリアルタイムな応用ではこの辺りが結構大変で,SE さん達の経
##験(を集約した企業としてのノウハウ)が問われるところなんです.

で,私はこの値はプログラムの動きに大きく依存すると思ったので,定数で
はまずいのだろう,と初めて見た時に思ったわけです.
#使った事は無いので想像ですが.

結局,システム側で適切に自動調整すべきものであって,これが可能になる
までは実用とは呼べない,と思います.
#これが「原始的過ぎる」の心です.
-- 
Hideki Kato <mailto:katoh@pop12.odn.ne.jp>