加藤@ODNです.

In article <YAS.04Aug1003011@kirk.is.tsukuba.ac.jp>, Yasushi Shinjo wrote:
>新城@筑波大学情報です。こんにちは。
>強電はやったことはないのですが、

私が学んだ大学では強電と弱電の講義(と教科書や先生)がきちんと分かれ
ていたわけですが,私も当時からその定義は?と思ってました.

恐らくは歴史的な事情が関わっているものと推定していますが,弱電は所謂
エレクトロニクス(電子工学; electronics)の事で主に信学会(現電子情
報通信学会)の,強電は電力業界関連(電気工学; electrical 
engineering) で主に電気学会の担当している分野なんだろうと,安易に考
えております(笑.
#だから電圧や電流の値では決められないと思う.

>In article <410AE89D.8F3D6072@ht.sakura.ne.jp>
>    IIJIMA Hiromitsu <delmonta@ht.sakura.ne.jp> writes:
>> あ、それは「強電の配線をするためのハンダゴテ」という意味ですよ!
>> 100W というのは、ハンダゴテ自体の消費電力です。
>> プリント基板に電子部品を乗っけて工作するときは、10〜30W のハンダゴテとい
>> うのが相場です。あまり強力なのを使うと、部品を過熱して傷めてしまうので。
>
>はんだの融点が電子部品用と強電用で違うんじゃないかなあ。

最近の事情は存じませんが,確かに昔は弱電は融点の低い(錫の割合いが多
い)半田,強電はその逆を使っていたと覚えています.
#さらにステンレス用の半田や電気を使わない半田鏝なんてのも触った.

>In article <cedpuo$12dl$1@mozart.shiino.taito.tokyo.jp>
>    alceste@shiino.taito.tokyo.jp (Shiino Masayoshi) writes:
>> 私は電気屋さんじゃないんでよく知らないんですが、電力関係では流す電流
>> で電線の太さ (断面積) が決まるそうです。流れて人が死ぬ死なんと云う時
>> も電流で決まるらしい。その意味からも電圧や相数ではなく、電流なんじゃ
>> ないかと思ってます。
>
>電流で効くというのは、その通りですね。流れる電流は電圧が高く
>なると増えるので電圧で効くということでもいいです。人間を抵抗
>でモデル化すると、E*I (電圧*電流) で効きます。
>抵抗には、E=RI、I=E/R という関係があります。
>だから、E*I == R*I*I == E*E/R。
>つまり、電流の2乗、または、電圧の2乗で効いてきます。

何アホなこと書いてるんですか.
#最近,新城さん,知ったかぶりが目立ってるような気がします.

>流れて人が死ぬ死なんと云う時も電流で決まるらしい。

というのは,いいじまさんが書いている通り,心臓が停まるかどうかは電流
値が鍵なので,
        「電圧が低くても感電死することがあるから注意するように」
という意味で一時期騒がれた話ですから,電力が云々というのはハズレ.
#尚,人体の抵抗値は体調やら場所やら年齢やらで変わりますから,
>人間を抵抗でモデル化すると、
#というのはこの場合は不適当です.
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Hideki Kato <mailto:katoh@pop12.odn.ne.jp>