きゃろりんポン wrote:
> 
> うーん「甘い言葉」ねぇ。
> 
> 雨上がりに僕がポストに新聞を取りに行ったら
> どうだんつつじの生け垣に小さな蜘蛛の巣が張られてた
> そこには小さな雨粒が行儀良く等間隔に並んでいて
> まるでプラチナのボールチェーンのようだった
> 触れたら壊してしまいそうで……
> そこはかとない君にきっと似合うと思ったよ
> 
> こんな繊細そうなヤツぁ嫌だな。

 よっしゃ、現代詩の太々しさを付け加えたるっ(ぉぃ

「雨上がりの空の下で」

 雨上がりの空の下で
 ポストの新聞に手を伸ばすと
 灯台躑躅の生け垣に
 小さな蜘蛛の巣を見つけたよ
 数学者の精密さで並ぶ雨粒は
 プラチナのボールチェーン
 繊細な美しさを見ていたら
 君に似合うと確信したよ
 いつだって美しいものは
 儚いという残酷な法則
 雲間から覗いた太陽が
 閉じた時間を輝かせた

 
 全然、太々しくならなかった……。_| ̄|○


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 すべては無の見ている夢 ならば良い夢を 酔生無詩
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