M_SHIRAISHI wrote:
> 以下に引用するのは、有名な『解析概論』(高木貞治;著)からのもの(同書 p.37)である
> ---- もっとも、これは著者(高木貞治)の創案ではなく、恐らくは、A.L.Cauchy(1789-1857)
> あたりからの「孫引き」であろうと思われる ---- が、これには著者の --- 従って、Cauchy(?)も ----
> 気づかなかった≪錯誤≫がある。 それを見抜いて指摘せよ。 

確かに『解析概論』の中でもここの部分の説明のまずさは
昔から言われていることではありますが。
その点で上は「恐らくは、何かからの「孫引き」であろうと思われる」
だけど「≪錯誤≫」ねえ。
  # にしてもなんでいきなり「孫引き」なんだ?

> "f'(x)・△x を点x における函数y=f(x) の微分と名づけて、それを dy で表わすことに
> する.すなわちこの定義によれば

いっちゃんまずいのは、上の引用文の冒頭部分、p.36 下の
「そこで⊿y の主要部分なる...」
をなぜか切っちゃったことで、これでは何の話かわからない。
⊿x, ⊿y のなんたるかぐらいの説明も入れるべきだし。

(平賀)