コマツが 1.7倍/年 の中国での売り上げ。ただし、心臓部の油圧パイプ
は現地生産してない。(現地生産してないのは、現地に設備がないだけか、技
術盗作を恐れてのことか、自社の防衛のため、ひいてはこれが日本のGDPの
ためになってるが。
あほな会社は、みんな持ち出して、現地社員にごっそり技術を盗まれて、別会
社を設立され、シェアを奪われ、撤退している。)

ヨーカドー 無農薬の高品質高値段で成功(日本のGDPとはほぼ無縁。企業
が儲かるのみ)

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いえること。
1.自由貿易の比較優位により、低価格で勝負されて勝てない企業は、日本か
ら消える。従業者は、比較優位の企業に変わらねばならないが、もともと、低
価格製品の従業員に、比較優位の企業に転出する能力はない。GDPのマイナ
ス要因)
2.儲かればよいだけの哲学しかない企業は、all現地生産のほうが利益が上
がるからと日本脱出すれば、心臓部を盗まれたとたん、負けて撤退。現地人を
使う限り盗まれるのは時間の問題。どっち道、技術系の会社は、最新技術の研
究と心臓部の生産は海外に持っていったら勝負はそこで終わってる。これと
て、比較優位の恩恵を受けるのは当該会社関連者のみ。
3.原理的には、国内の生産者、従業員は、比較優位のシェアを奪われ、国内
の細々としたシェアで生きるのみ。GDPマイナス要因。
4.自由貿易は、比較優位の産業を多く持たないと負け組みになる。米国には
比較優位でも中国生産拠点の企業には比較劣位の産業は負け組み。中国に比較
優位になる産業は、コマツのような高価格で中国にない技術は別にして、たい
ていはどこでも生産出来るもの。電化製品なんて、日常使う分には、大差な
い。だから中国の現地企業に勝てない。広大な13億人マーケットといくら宣
伝しても、おのずと勝ち組は決まる。
5.日本が中国を舞台に狙っているのはただ一つだろう。
世界のはげたかが、中国で、株のバブルを演出すること。これしかない。
欲の皮のつっぱった人間はみんな引っかかる。中国はこの崩壊で大混乱になる
のは必死。バブルを防ぐ方法を世界の誰も知らない。しかし、本当は知ってい
る。そのとき中国は戦争のカードをきるだろう。