反応があってうれしいです。
(ここはもう誰も読んでいないのかと…)

Johnさんは書きました:
> Budapest Festival Orchestra というと、若手
指揮者
> の Ivan Fischer とのコンビで、日本では有名です。 
> 今度来日記念で、ユニヴァーサル・クラシックのPHILIPS
> レーベルから、上記コンビのCDが10枚発売になりました
> (10月、既にご存知かもしれないですが)。
> 私の持っているCDは Dvorak ”Legends” 一枚ですが
> 真面目に音楽に取り組んでいるので、好感がもてます。

フィッシャー/祝祭管はブダペストでもたいへんな人気で,シーズン
チケットでほぼ全公演全席が売り切れてしまいます。多少重苦しい時
もありますが,非常に几帳面な音楽作りをする人で,あまり外れが
ありません。最近の新譜はマーラー6番(CHANNEL CLASSICS)ですが
これも集中力の高いなかなかの好演でした。

seiwa-ssは書きました:
>  へえー、ゾルタン・コチシュと同世代だったんだ、イヴァン・フィッ
> シャーって。
>  コチシュはブダペスト祝祭管の音楽監督を退いて、今何やってるのかなぁ。
>  本業のピアニストに戻ったのかな。
> 
>  コチシュのピアノは激走なのに丁寧で精緻だから好きです。

コチシュは1997年から国立フィルハーモニーの方の音楽監督です。弾き
振りは時々やっていますが,ピアノソロの仕事は現在休業中のようです。
祝祭管を辞めたときのしこりがまだ残っている様子で,今年オープンした
新国立コンサートホールのオープニングで合同演奏をやろうという
フィッシャーの申し出も,謝罪が先だと言って,断ってしまいました。
私はコチシュの指揮はあまり買っていません。意地悪く言えば「オケの
指揮ができて嬉しいな」レベルから脱却していないと思います。管弦楽で
どういう音楽作りをしたいのか,ほとんど伝わってきません。勉強熱心で
精力的にレパートリーを増やしてるようですが,その前にもうちょっと
腰を落ち着けてじっくりやった方がよいのではないかと思っています。

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はっしー@ぶだぺしゅと

演奏会備忘録 <http://www.ne.jp/asahi/hot/space/concert/>