Shinji KONO wrote:
> おまけ

「おまけ」だから元記事に関係ないかもしれませんが、

> 本音と建前を使い分けているから、世の中って
> いうか日本の社会は不必要に複雑になっているんじゃないの?

どっちかというと、オーストラリアのは「本音」じゃなくて、「実
用」だと思います。つまりプラグマティズム。対比すれば、日本の
は「虚飾」。

まあ、虚飾のモチベーションのひとつはタテマエの維持ですが、だ
からといって、オーストラリア人にタテマエと本音の使い分けがな
いかと言えばそうでもないです。ただ日本人と違うのは、オースト
ラリア人は、使い物になりさえすれば見ばえについては特に文句を
言わない連中なんですよね。第一、保証期間中に故障が起これば新
品交換なんて話はオーストラリアではまずありません。

日本の虚飾は、新品好みとか舶来好みとかの嗜好に支えられた、一
種の見栄なわけですが、日本人がそうである限り、つきない購買意
欲というのがあるわけです。なにかにつけて、新品を欲しがる人た
ちの住む国ですから、当然新品にするたびにモノが動き金が動くわ
けです。だれもその虚飾を積極的にやめたがらないのも道理です。
まあ、やめれば変人か野暮だと思われるのは、本音で生きてる人と
似たようなもんですが。

# 年賀状暑中見舞いの類を虚飾と断じて出さなくなって
# 20年の私……。中元・歳暮も当然廃止。それ以降我が
# 家には付け届けの類は来ませんが、趣味に合わないも
# のをもらっても困るだけだし;-)


それにしても、延長シール貼っただけの更新免許証と、写真取り直
して新品にした免許証と、取られる更新料が同じというのはあとで
気がついたんですが、損した感じ。

萩原@グリフィス大学