靖国神社は日本ファシズムのシンボルである。
国家が宗教を利用してファシズム推進したシンボル神社である。
この事実こそが靖国参拝禁止の理由でなければならないはずだ。
中国政府も韓国政府も、この点をわざとそらして、Ａ級戦犯が祀ってることが
問題であるといっている。

Ａ級戦犯が祀ってあろうが軍馬や軍犬が祀ってあろうが、そんなことは靖国参
拝問題の本質ではない。
そもそも、靖国神社の本当の問題は、日本ファシズムが宗教を利用してファシ
ズムを推し進めたことにある。国家が宗教を利用して、侵略戦争だろうと何戦
争だろうと、戦死したら神様にして祀ってやるから死んで来いと強制したの
である。お前達が死んだら、現人神（生きた神様）である天皇が、（つまり、
日本ファシズムが国民に強制的に認めさせた存在である生きた神様としての天
皇が）、天皇への忠心をお褒めに靖国神社に参拝にきてくださるのだから、天
皇に忠誠を誓って死んで来い。

これが靖国神社が宗教としてファシズム政治にかかわってきた歴史的事実で
ある。このようなファシズムのシンボル神社が存在すること自体が間違いな
のだ。
何を祀っていようが、このようなファシズムのシンボル神社を存在させること
自体がファシズムへの批判から国民の目をそらすものである。

中国、韓国の国民、全世界の国民はこの事実を理解せよ。
中国や韓国政府の言う「Ａ級戦犯が祀ってあるから参拝するな」という論理
は、中国政府や韓国政府の中国国民や韓国国民をだますものだ。
靖国神社はファシズムのシンボルゆえに反対しなければならない、というべ
き。それを中国や韓国が言わないのは、日本ファシズムへの批判が自国のファ
シズム批判になることをおそれるからだ。

中国人、韓国人は、ファシズムのシンボルである靖国神社を取りつぶすよう主
張すればよい。さらに、自国のファシズム国家体制を拒否するべきである。