ケインズの限界効率論というのが有る。
景気y=消費c+投資i
として、yの増加は企業の設備投資iを増やす。つまり有効需要が増加。つまり、景
気yがよくなる。

80年代後半の過大な設備投資がたたり、92〜94年は設備投資不況。政府・日銀の景気
対策は民間設備投資の代わり程度の効果のみにしかならず。
91年より消費不況深刻化。
96年設備投資の若干の回復。大増税。これで景気墜落。
97年金融危機。
政府、消費不況になすすべ無し。

1200兆の個人資産塩漬け。
低金利。
お金の海外逃亡により円安。
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打開策は、
1.倒産企業の退場を実施。銀行でも、同じ。
2.中小の企業のための直接金融市場の開設をするべし。
3.官僚監視機構は作るべし。

銀行の倒産は、老後資金の消滅という人もいるだろぅが、
超低金利では、箪笥預金も多かろう。たとえ、銀行倒産しても
それは低所得者層の失業、資産なし層の失業、および、倒産の現実とおなじ部類。
銀行は、政府より金を注入してもらって生き延びても、これでは金を融資して利潤を
生むという本来の役割にはならない。
ただの延命。日本衰退の方向に変わりなし。
中小企業に血はまわしてもらえない。リスク産業は資金が途絶える。これでは日本衰
退の方向。
1200兆の個人資産というが、老後預金は、富を生まない、ただの食いつぶし資金。生
きれば無くなる。日本衰退への方向線上。
要するに、ジリ貧日本。

1円資本金では、資金はなし。ベンチャービジネスが起こらない。中小企業が負いこ
らない。中小企業がおこるということは、それ自体が需要。つまり、消費+投資。つ
まり、中小企業がおこれば起こるほど、有効需要が膨らむ。これ、住宅建設とおな
じ。家を作ると家具も売れる。有効需要の喚起。しかし、中小企業がおこせない。資
金ショート。じいちゃんばあちゃんの老後資金で消滅の運命。生きれば生きるほど消
えてなくなるただの生活費。年金の準備金もおなじ。食いつぶし金。生かす道無しで
海外逃亡。円安の元凶。あらゆるものが日本衰退の方向。


どうする。日本再生は。

資金をリスクの高い産業でも集められるような市場をつくれ。
そのために、銀行のみが中小企業の金を回す日本のシステムをぶち壊せ。
そのために、ろくでもない、倒産してる銀行に資金など注入して生きながらえさせる
な。


なのに、官僚制度は、うえのやるべきことをせず、やってはいけないことを続けてい
る。
官僚支配を日本は脱出させねば国が壊れる。すでに壊れている序曲。
seoさんのいう家産官僚制機構の監視機構は急を要する。


バッカじゃないの。内閣改造なんかで、なんで家産官僚制がないくなるの?
ナゼ、日本国民はシャッポのすげ替えで日本がよくなるかもしれないなんて来たいす
るの。
小泉政権に、このような力あるわけなイッショ。
憲法改正論のまえに、日本を風通しのよい非家産官僚制度にする、つまり、官僚監視
機構に匹敵する機構を作り、市民、政治家はこれを主導する。こうしなければだめで
しょう。


幹事長が若い。世代交代。こんなもん何度してもだめ。日本を変えるには、政権交代
して、官僚主導の国を市民、政治主導の国にする以外なし。