ワシントン会議およびパリ講和会議での国際的合意に違
反するという不手際をなしてしまった指導者層が、日本
の国民に対して責任を取るべきだったといえると思いま
す。

これら2つの国際会議に参加していた全ての国々が良心
的だったとは申しませんが、合意の枠組に参加しておき
ながらそれに違反した日本が窮地に追い込まれたのは当
然だったのです。

ABCD包囲網のように、連合国側による悪辣な作戦が取ら
れたことも事実ですが、先に手を出したのはやはり日本
です。