Re: 親子間AとB間の契約に別の子Cが割り込んだ場合
At Fri, 8 Aug 2003 22:11:56 +0900,
in the message, <bh07ho$rso$1@news-est.ocn.ad.jp>,
"ueno sugita" <d2443455@yahoo.co.jp> wrote
>つまり、CがAとBの契約の間に「家族だからそんな勝手なことは許されない」とい
>い
>割り込むことは可能であるか、ということです。
純法律的に原則論を言えば、文句は言えない、です
(まあ不法行為にでもなれば別だが、普通は適法な契約を締結する行為は違法
性がないから不法行為にはならない。)。
契約は契約する当事者の自由であって第三者が口を出す筋合いのものではない
から。
この理は、家族だろうが他人だろうが関係なし。
だけど、法律論抜きに文句を言うのは勝手だわな。
そして、その勝手は赤の他人に比べれば知り合いの方がただの知り合いよりは
家族とかの方が主張しやすいのも事実。
だから事実論として、割り込むことは可能。
人情なんて法律とは別の話だからね。
ただまあそれにしても、「代金の一部を俺によこせ」ってのは無茶な要求だと
思うけどね。なんでやん?って。
ま、言うこと自体は勝手だけど。
なお、この設例だと、親が死亡した場合に特別受益として相続財産の計算に影
響する可能性はあります。
--
SUZUKI Wataru
mailto:szk_wataru_2003@yahoo.co.jp
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