Re: 危険な防犯システムの正当防衛の成立の成否
At Tue, 08 Jul 2003 23:28:33 +0900,
in the message, <3F0AD511.34342FB8@rr.iij4u.or.jp>,
yayamamo <yayamamo@rr.iij4u.or.jp> wrote
>未必の故意(こっちの方ですよね?)で済まされるのかな?
>明らかに殺す意図を持って設置するような気がするのですが...
まあ故意があることに変りはない
(未必の故意は故意に含まないと言うのでない限り。)
以上、どっちでも議論としては大差ないのであまり気にすることもないです。
情状の問題はともかく成立する犯罪は同じということ。
未必の故意とか認識ある過失とかいうのは、実際の行為者の心理状態をどう評
価するかという際の理論上のメルクマールにすぎない。
最終的に重要なのは「故意があるかないか」。
# って言うか、未必の故意ってのは故意があると明言できないが故意犯として
処罰する必要がある事件で故意の認定を正当化するために言い出したんじゃ
ないかとすら思ってんだけどね。
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SUZUKI Wataru
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