Quoted from <audlc6$d3v$2@news512.nifty.com>
Posted by "Tanimura sakaei" <tanimura11@nifty.com>
> "Tanimura sakaei" <tanimura11@nifty.com> wrote in message
> news:audjf3$ajl$2@news512.nifty.com...
> >
> > "Naoya Kinjo" <mgpot@hotmail.com> wrote in message
> > >
> > > 福祉路線は限界には程遠いですけどね。福祉というのは、
> > > 産業として発展すれば、一般会計への依存度は低くなり
> > > ます。
> >
> > そうですか?
> > 北欧諸国をご覧になったら。
> 
> 国のポリシーが大事。
> 
> 将軍様の国のように国が老後の保障をプレゼントする制度で行くのか、それとも基本
> 的に自己責任の自助努力で各自老後の保障手段を調達し、困った
> 人のみ NGO や NPO その
> 他のボランティア制度で救って行くようするか、どっちかです。

予算を国が組み、サービスの提供を NPO が行うという形態も考えら
れますね。

> 厚労省が計画している、年金自動調節や経団連のいう基礎年金の
> 消費税化は将軍様の
> 制度でしょう。

いや、先進国で出生率が向上している国々の制度です。北朝鮮の制
度ではありません。

> これらでは近い将来い制度は行き詰まり制度は破綻します。

福祉を充実させていない旧枢軸三国の出生率は軒並み 1.4 以下で、
イタリアは 1.2 にも達していません。高福祉 vs 低福祉なら、先に
破綻するのはどう見ても低福祉国家ですね。

> 自由主義国家の国民は自己責任の元、自助努力制度で力強く生き
> て行くようすべきで
> す。

それは全く机上の論理で、実際にはそんな甘っちょろい考えでは、
出生率の破滅的な低下をどうにもできません。

福祉を向上させて出生率を向上させるのか、あるいは、出生率の高
い国々からの移民を受け入れるのか、覚悟を決めねばならないので
す。

アメリカは出生率が高いですが、大量の移民を今も受け入れていま
す。労働ビザで数年間アメリカに暮らしたりすれば、結構簡単に永
住権が取得できます。そのかわり、アメリカではアングロサクソン
の民族的支配体制が揺らぎ、人口は褐色化が進んでいます。あと 100
年のすれば、アメリカの人種構成はヨーロッパよりもむしろアジア
のそれに近づくでしょう。