Re: 比較優位説とはなにか
Lionsboyさんの<iY3Wa.2242$Fk4.311296@news1.rdc1.ky.home.ne.jp>から
>
>"Hiyama_J" <static_2003@writeme.com> wrote in message
>news:3f27fc9d$1_2@127.0.0.1...
>
>> イギリスは半日で100人でラシャ1単位。ポルトガルは一日がかりで90人で1単
>> 位とすれば。どうみてもイギリスが優位です。イギリスはラシャも、ぶどう酒
>> も輸出すればよいではありませんか?
>> もし、Kenji Maezawaさんのおっしゃるのが同じ日にちでというのであれば、
>> どうして、両方とも、ポルトガルが生産性が高いことになりますが、
>> どうして、両方輸出しないほうがよいのしょうか。
>
>両方とも輸出する一方だったら、売るだけで買わない国になってしまう。その場合、
>外貨は獲得できるが何の役にも立たない外貨である。(何も買わないのだから。)物
>的に見れば国内の商品が外国に出て行くだけで、国民にとって何の利益にもならな
>い。
>それゆえ、国際貿易には均衡が大事であって、特定の国に貿易収支の黒字が累積し、
>特定の国は赤字が累積しているような状態は望ましくないわけ。
Lionsboyさん、質問にお答えになってないと思います。
1.上記のように、生産性を言うなら、日にちを考えないことには、労働価値
で、優位を説明できないでしょう。
2.外貨が獲得できるのです。その外貨の使い道がないから、稼ぐのを抑えま
すなどという陳腐な理由で、比較優位の法則に人為的にブレーキをかけられる
ものではありません。このような理屈を称えている経済学者がいるのですか。
いるならその人の名前を行ってください。あなたの単なる思い付きとしか思え
ませんね。
>
>> また、日本が絡んできたとき、どうなりますか?
>> 日本がラシャ1単位70人で、ぶどう酒1単位60人で、日数は3国とも同じ場
合い
>> は、どうなりますか?
>
この質問にも、お答えになってないと思います。
日数を同じにするということは、提示されてるイギリス、ポルトガル、の数字
が、同じ日数という前提でないと、はじめに提示されてる数字が意味を成さな
いので、その延長線上で日本の数字を申し上げているのみ。
つまり、二国二財で成り立つ比較優位説がマルチの国間でも成り立つのですか
という御質問です。
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Hiyama_J mailto:static_2003@writeme.com
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