ども、みやこしです。

Takashi YOSHIMI wrote:
> でも、狼男の役は顔をCG処理するといっていましたが。それが本当なら耳だけ
> 実物をつける必要はないですね。

あの気絶した男優の「顔だけ」をCG処理で貼り付けるとか…アイコラか(^_^;

> >> # 宇宙船の中でゲリラ撮影をしている撮影クルー。フィーが許可が出る訳無いと
> >> # 言っていたところを見ると、AVの撮影か何かだったんでしょうか。^^;;;;
> >
> >あの口調からすると、そんなところでしょうね。
> 
> これもあわせて考えると狼男というのはハチマキに対して女性を襲う映画でも
> 不自然でない言い訳をしただけのようです。

そうかも。

> >> # ラウンジでソフトクリームを買って貰って食べていたシア。無重力空間で地上
> >> # と同じようなアイスで大丈夫なんだろうか。
> >
> >アイスがコーンから外れても、地上みたいな悲しい思いをしなくていいから
> >かも(^_^;
> 
> でも、基本設定として、無重量に慣れていない地球人がくることや、乗客がた
> べこぼしたかすがそのあたり中を漂って顔に飛んできたり機械を壊したりする
> ことを考えれば、観光用旅客船を無重量にするのは間違いだと思うのですが。

この辺は、何せ宇宙空間が日常の生活と仕事の場となっている時代の話
ですので、何とも言えないところですね。無重量状態に対する一般人の経験も、
今とは比べ物にならないでしょうし(実際、あまり宇宙旅行に行っていないと
いうシアや両親は、無重量でも特に不便していないようでしたし)。
機械類に対する影響で言えば、ああいう場所ではきちんと対策がされている
でしょうね。さすがに「粉っぽい」食べ物は出さないかもしれませんが。

> >また、船をロールさせても、宙に浮いている人には遠心力がかからないので、
> >床には落ちずに、まず、「横」から迫ってきた壁にぶつかるような気がします。
> >あの部屋が、船の中でどういう位置にあるのかがイマイチ判らないので、確かな
> >ことは言えないのですが。
> 
> これは、どんな場合でもそう。回転軸に浮かんでいるのなら回りを部屋がまわ
> るだけですし、それ以外の場所ならまず壁が向かってきます。浮かんでいるも
> のが床に向かって飛ぶことはありえません。
> 
> 床のフックに足をかけていたタナベや映画スタッフが将棋倒しになる部分は正
> しい。

やっぱりそうですよね。

> >いや、むしろ、宇宙を舞台にしても、やってる事はあまり変わらないというのを
> >出したいというのが監督の狙いらしいので、こういう「宇宙でやる必要がない」
> >ような話こそが必要なのではないか、と思います。
> 
> 前々回の回転する衛星上を飛び回るシーンといい、なんか物理法則に対する理
> 解がおそまつな感じですね。監修しているはずのJAXAが手を抜いているのか?

テロップでは、JAXAは「取材協力」となっていますので、監修はしていないの
ではないかと。想像ですが。
先日の特番で、キャラデザイン兼作画監督の千羽由利子さんのコメントでも、
宇宙空間の動きについては自分の想像でやっている、みたいな事を言って
ましたし、その方面の監修役はいないような気がします。
スタッフとしては、コンセプトデザイン・設定考証という役割の人がいますが、
この人がどういう方面の人かはよく知りません。
#この小倉信也という人、「ふたつのスピカ」にも同じ役割で参加してますね。

ちなみに、私が「監修」と言われてイメージするのは、設定や脚本や絵コンテや、
場合によっては出来た映像までをチェックし、誤りを指摘したり、アドバイスを
したりするような役割です。これも想像ですが、機関統合準備で忙しかったJAXA
(の統合前の各機関)に、それ程の余裕があったとはちょっと思えないです。
できたとしても、ごく基本的な設定部分に対してだけで、各話の個別のシーンに
までは無理ではないかと。
#TOY BOXのデザインを見せたら、JAXAの人が「これ、うちで作れます」と言った、
#とかいう噂レベルの話なら某所で見たことがありますが(^_^;

> こういうシーンで非科学的だと気になってしまいます。

この辺は、今のアニメ(特にTVシリーズ)の限界と思って、なるべく
気にしないようにしてます。今回は他にも、ロールする宇宙船の影が
宇宙船と一緒に回っている(つまり光源である太陽も一緒に回っている(^_^;)、
という致命的なミスがあったりしますし、きりが無いので。
#と言いつつ、ついついツッコミ入れてしまったりしますが(^_^;

> 音を出さない宇宙を見せているという誉め言葉を数箇所で見かけましたが、そ

私も似たような言葉を書いた気が…(^_^;

> れだけなら効果音をつけないだけでいいので、技術や物理法則への理解は不要
> で、実はたいしたことではない。

これについては、技術的・科学的な理解が要るから凄いとか、要らないから
凄くないとか、そういうのとは別次元の問題だと思っています。
そういう表現(宇宙で音がしない)ができる作品を作り、しかも(スポンサーが
無いNHKとはいえ)TVシリーズとして放映出来るようになった、という事自体が
嬉しく思えるんですね。個人的には。

アニメで宇宙を舞台にしている作品と言えば、今まではたいていがスペース・
オペラ的なもので、そういう作品ではたとえリアルでなくても、宇宙でも音が
ある方が迫力があるし、似合っていると思います。

で、「音が無い宇宙」が相応しい作品となると、本作のようなロボットも宇宙
戦艦も出ないような作品になり、作りたくても作れなかったのではないか、と。
そのような作品を選び、企画を通し、拘りを持って作るスタッフがいて、実際に
TVで観ることができる。すると、私なんかは「良い時代になったなぁ」とか思っ
てしまうんですね。

まぁ志が低いっちゃあ低いかもしれないんですけどね(^_^;

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宮越 和史@大阪在住