Re: 「こんど」「つぎ」
古寺です。
Woods war さんwrote:
>
> 実はJR東以外を利用する機会が少ないのですが、「こんど」「つぎ」も「先発」「次発」も
> あまりなじみがありません。
他の方へのフォローでも書きましたけど、旧国鉄線中心の利用だと、あまり
馴染みがなくて普通だと思います。
> > えっと、Woods war さんは実際の表示は見たことがないのでしょうか?私が
> > 見た限りではたいていこんな感じです。
> >
> > +--------------------------------------+
> > | 先発 :1番線:XX行き |
> > +--------------------------------------+
> > | 次発 :2番線:XX行き |
> > +--------------------------------------+
> > | 次々発:3番線:○○行き |
> > +--------------------------------------+
>
> このパタンだと、「先発」も「こんど」も表示されないパタンが馴染みです。
> 欄外に固定表示でXX方面、1段には、ホーム番号、発車予定時刻、行き先、種別が
> 表示されるタイプ。
> 2段3段両方ありますが、通常上から順に発車するので、「先発」、「こんど」は不要しょう。
大駅のコンコース改札付近にはもっと多くの列車を表示した多段の物が有り、
発車時刻が付くケースが多い事も合わせて、何番目か?という情報は見たまま
上から順で、一々記す必要無しという訳ですね。
> > また確かに「ホーム上では単独表示」がある場合もありますが、普通1番ホー
> > ムから2番ホームの表示くらいは見えますので問題はないと思います(位置的
> > にも見比べられるあたりに設置されている)。
>
> 「先発」、「こんど」が必要になるのはこっちではないかと。ホーム上では他のホームから
> 先発する列車は表示されませんから。
この15年ほど滅多に行かない駅になっていますが。東横線渋谷駅のケースは確
か、高架下改札の方は乗車番線へ上る階段に、種別:どこ行きという表示器が
付き、その頭に「こんど」...が付くような形になっていたと思います。
でもって、頭端部の正面改札の方は発車順にならんだ表示もしてたんじゃない
かと思うんですが、それが発車時刻の入らない簡素なものだったりしたので(現
状違うかも)、わざわざ「こんど」「つぎ」と上から分かり切ったような表示を
ホームや階段下の表示に併せて付記されていたような覚えも有ります。
> 例えば「先発:1番ホーム」
> > 「次発:10番ホーム」なんてのが“単独で”出ていたらさすがに大変でしょ
> > うが、そうした構成になっている駅は知りません。
>
> こういう運用になる場合は「先発」「こんど」の表示はしないんではないかな。
私鉄と国鉄の文化の違いと言ってしまうと乱暴過ぎかなと思いますが。国鉄以来
そこまで複雑な駅になるとやりませんね。
> コンコースに出発順に並んだホーム番号入りの表示があって、ホームには
> そのホームから出る列車の表示だけってのが記憶にあるパタンです。
一般的にそうかと。
成り立ち的には、改札の上に「ただいま改札中の列車」が札でブラ下がってい
たりとか、固定表示の発車案内など見てホームへ向かってくれ的なところから
徐々に機械化が進んでいますからね。
行き先がワンパターンだけど、どの階段から下りたら先の電車が出るか?とか、
どちら方面はこのホームと決まっているが、先に出るのはそのホームの右か
左か?なパターンにはまりやすい私鉄で発展した案内だと思いますので。
> ただ、JR(といっても利用機会の多い駅だけの記憶)以外ではコンコースの一覧表示に
> 「先発」、「こんど」と表示される場合があるので、一方向に2面3線とか使ってる駅の
> ホーム表示はどうなってるのかな?と思ったわけです。
改札付近に有るか、無いか... 旧国電区間で、折り返しの都合で「下りホーム
から出る上り」みたいのが設定されてる駅に注意を促す電光表示があるか、など
がせいぜいだったと記憶しています。
#品川駅で東京方面は山手か京浜東北かとか(国鉄時代、頻度の関係で東海道・横
#須賀は短距離利用上の案内から無視/今でも首都圏では「列車」を別線扱いをし
#ますが)。で、その辺の古い国電の表示では「次の××方面発車は」とやってい
#た記憶。
##逆に近年の「こんど」で統一を図ってきた事業者になると、自動案内放送なん
##かでも「こんどの発車は」と喋るなど、一応整合は取ってるようで。
##放送に関してはさらに細分で、「ただいま(到着の)」というパターンも有ると
##ころには有ったり(^^; 発車放送での「ただいま」となると、ほぼ限定される
##んでしたっけ?(^^;;;;
> #2面以上あったらホームで「先発」「こんど」の表示はしないとは思うんですがね。
かえって混乱しますもんね。
これも国鉄の乗り換え駅などで有る古いパターンですが。線名の下に次(^^;に来
る番線の数字のランプが光るとかも有りますね。その場合、2番目という情報は全
然重要じゃないんで。
行き先が多い駅で、何線何番線なんて電照表示が有る場合も同様。
#山陽線西明石の列車ホーム(新快速)は1面なんですが、乗り換え対象になる電車
#線(普通・快速)が2面有るので、どっちの番線って表示が有った記憶。
特別料金の必要な急行・特急が混在する線になるともう、先発・先着だけで自由に
乗り換えられるものでも有りません(緩急結合パターンでは無い)ので、旧国鉄で
今話題の案内表示が普及していない要因の一つだと思います。
> 3段以上あったら、上から順という国際的ルールだけで充分(航空機の案内なんか10段以上)。
#2段でもちゃんと順序通りに表示されていれば先もこんども不要なんですが(^^;
> ホーム上表示では、一番役立つのは2線の場合ですから「さき」「あと」で充分では。
発車順に2段以上表示して「←」「→」なんてのも有りますね。
ちょっと逸れますが、多段で設置当初の意図通りに機能していないなぁと思うのは
新幹線新大阪駅で。現在、東海道の通常パターンで新大阪まで来る「こだま」は毎
時1本しか有りませんが、「こだま」と「ひかり・のぞみ」(後からのぞみを加えた
と思われる)の同段数表示が有って。「ひかり・のぞみ」は、たとえば同時間帯の
特定駅停車はどの番線?(米原とか、静岡とか時間1本の)と思ってもなかなか出な
かったり。かと思うと、同段数有るのに時間1本の「こだま」の方は、何時間先の
列車まで表示が出ていたり(ほとんど同じ番線だったり^^;)。
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