村上 英です。

古い記事にフォローしますが、

> 大崎です。

>  かもしれません。しかし、その脚の良さをどれくらい多くの方が理解し/納得
> して購入にいたるか、かなり不安に感じます。あの車でスコスコMTを操作
> している姿って、車のイメージと合ってないように感じるものですから。
> 対して、アテンザの場合は走りのイメージを感じるので、後からMTモデルが
> 追加設定されたのは十分納得できます。あくまでも、私のイメージの
> 問題ですけどf(^^;

新しいインスパイアの、片バンク休止式のV6(1.5リッター3気筒X2と考える新
発想という奴です)を見て思ったのですが、逆に小排気量エンジンを倍回転さ
せる(といっても3Lをぶん回す人は少ないだろうから、Max 8000回転ぐらい)
という発想はないのかなあと思ってしまいました。

スカイラインも、3.5L+6MTでなく、軽量コンパクトで官能的な高回転型の2L
クラスのエンジンを6MTであやつるというのであれば、MTの存在意義がある気
がします。

カローラWRCarのベースカーは欧州で1.3Lエンジンに6MTを組み合わせてそうい
う売り方をしていたと思います。

今は亡きカリーナには、4A-GE搭載のスポーティグレードがあったので、2L
クラスのATが主流の車に、排気量小さめの高回転型のエンジンをあえて選び、
MTで積極的に回して楽しむという選択ができました。

コンパクトな車に大排気量のエンジンを積んで高性能を得るというのも面白
いですが、逆に、ゆったり乗る車にやや小さめの高性能エンジンを積んで、
飛ばさずに積極的なドライビングを楽しむというのも、より車とダイレクト
に対話できるMTの醍醐味だと思います。
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村上 英
murakami_ei@まっく.com