Kiyohide Nomura wrote:
> 3c. 自衛隊は怪我人程度ですんだが、隣接するアメリカ軍、イギリス軍部隊に
> 殉死者がでた。
>
> というパターンもあります。

これはありえます。イギリスはともかくとして、アメリカは日本の自衛隊
を引っ張り出したくて、アーミテージ国防長官あたりに、盛んに小泉内閣
をヨイショさせていますが、
http://www12.mainichi.co.jp/news/search-news/881540/83A815b837e83e815b83W-0-5.html
その裏では、日本の自衛隊の「最初の貢献」が悲惨なことにならないよう
に、米軍が全力で自衛隊を守ることを約束している可能性があります。で
ないと、小泉内閣にしても、あそこまで自信を持てないでしょう。

こうなると、

> 3c. の状況では、せっかくアメリカ軍に恩義を売ろうとしてでたのに、かえって
> 怨みを買うことになりかねません。

アメリカ政府の目論見は達成しても、アメリカ国民の怨みを買う(まで行
かなくとも評価されない)という、日米安保、湾岸戦争への金銭拠出の構
図そのままを繰り返すというやるせない図式です。

さらに、アメリカの現政権が裏で口約束してもそれを信用してもいいもの
かどうか。現に、裏ではきっと「確実にある」と吹聴されていただろう
「大量破壊兵器」も一向に出てくる気配がなく、イギリス外相自ら、イギ
リス諜報機関からの「大量破壊兵器」に関する情報には「誇張があった」
という証言が出てくる始末です。
http://www12.mainichi.co.jp/news/search-news/881541/89p8d9181408aO918a81408cd692a3-0-1.html

萩原@グリフィス大学