常泉です。

 T理論は従来理論と異なる理論ですが、従来理論と重要なところで重なり合う理論になっています。
 ですから、従来理論をT理論に置き換えた場合、従来理論の問題点が大幅に減少し、且つ実際に観測される物理現象は問題なく説明が出来るという特徴がT理論にはあります。
 相対論は誤った理論であると断じ、新しい理論を提唱する場合、
最も大切な実験事実と整合する説明が可能という体勢がT理論では整っているのです。
 物理現象は色々な観点から異なる説明が可能であるとも言えますが、
T理論の公理体系は相対論と異なるので、T理論の説明は全て相対論と異なっているのは当然です。
現代物理学を更に発展させるためには、異なる考え方を許す柔軟な思考の体勢が必要なのだと言えるでしょう。

 相対論では物理的に理解可能な説明が出来ない実験結果はたくさんあります。
その一つが横質量と縦質量が何故異なるのかという疑問が挙げられます。
質量が縦方向と横方向で何故異なるのでしょう?(貴方には説明できる?本当ですか?)
 こんな不思議なことを物理学は放置していいのでしょうか?
 それとも質量の一部は実は質量ではない?というおかしな説明になるのでしょうか?

 T理論は質量不変の理論ですから、そんな困ったことは起きず、
理解可能な物理理論になっている、と言えるのです。

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常泉 浩志 http://www.ni.bekkoame.ne.jp/tsuneizumi/

    − T理論を構成する物理の基礎 −
(1). 時間は普遍(絶対)である。
 従って、光速度不変という異常概念は不要となる。
(2). 物質の波動関数は実在であり、確率(振幅)ではない。
 これから、光は実在せず、仮想の物理現象となる。
(3). 質量エネルギーは不変である。
 速度が変化しても質量が変化することはない。
(4). 力の大きさは従来の2倍である。
 遠隔作用で交換されるエネルギーに関連し、量子論で重要になる。
(5). 速度の異なる系間では4(次)元座標が均等に収縮する「T収縮」が起こる。
 4(次)元座標は現実の空間の座標ではなく、作用空間の座標である。