河野真治 @ 琉球大学情報工学です。

AXIS C++ を Mac OS X に入れてみたんだけど...

    libtool って、本当に役に立ってるのかなぁ。

まぁ、確かに、dynamic library / dynamic loading ってのは、い
ろんなところで全然違うわけなんだけどさ。

でも、autoconf して、libtoolize して... そして、生成されたlibtool
の生成する コンパイラコマンドをさらに修正するか、あるいは、libtool
または、libtoolize の混迷した shell script を修正する... 

なんか、微妙に違う気がする。

やっぱり、標準化された dynamic loading を使うようにする
か、問題を、一部のソースに隔離して、アーキテクチャ毎に
用意する方がいいんじゃないかな?

いや、そうじゃなくて、dynamic loading って考え方そのものが、
なんか間違っているんじゃないかなぁ。WWW service の大半の
時間は、dynamic link に費されているなんて解析もあります。

64bit 空間に、あらゆるmoduleを張り付けてやれば、原理的に
dynamic loading は一回ですむよね。別に 32bit でもそういう
構成はありうるわけだけど。

同じAPIで異なるバージョンのライブラリを使いたいとしても、
オブジェクト指向的にやる方法もあるし...

一方では、plugin とか kernel module とか使われている
わけなんだよな。

なかなか人生はシンプルにはならなんなぁ。

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Shinji KONO @ Information Engineering, University of the Ryukyus
河野真治 @ 琉球大学工学部情報工学科