河野真治 @ 琉球大学情報工学です。

In article <m3vf9jyxkp.fsf@nospam.maedapc.cc.tsukuba.ac.jp>, MAEDA Atusi <maeda-news@ialab.cs.tsukuba.ac.jp> writes
> extern の errno といえば一意に決まります。__threadがあろうとなかろうと。
> プログラムのある場所で
>    extern int errno;
> と書いて、別の場所で
>    extern __thread int errno;
> と書くのはエラーです。(まあ、そうなっちゃうでしょうね。)

thread specific data と、global variable の名前空間が C で一
致するのはCの問題。設計に文句言ってもしょうがないけど。
assembler source 上でthread specific data と、global variable
の名前空間が 一緒だったら、それは実装ミスでバグだと思うな。

thread safe にするなら大域変数は見直すのが当然なんで、どうし
て、errno だけ特別扱いしてソースレベルの互換性を残したのかは、
僕は不思議に思いますけどね。一方でバイナリ互換は捨てるわけだし。

> へえ。新しいLinuxは全部動かないんですか? RedHat (Fedra) でも?

動かないのは一部の機能なので、それ以外の部分は動いてます。
要するに source に extern int errno; って書いてあるわけで、
僕達はそこには手を出せないから、外でなんとかしないと...

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Shinji KONO @ Information Engineering, University of the Ryukyus
河野真治 @ 琉球大学工学部情報工学科