河野真治 @ 琉球大学情報工学です。

In article <cq61vf$ge2$1@bluegill.lbm.go.jp>, toda@lbm.go.jp writes
> このとき、2つのネットワークαとεが同じネットワーク空間を使ったり、
> もっと極端に2つのサーバAとEが同じIPアドレスを使った場合に、
> ネットワークχの中で混乱が生ずるおそれは無いでしょうか?

恐れはあるけどさ。ちゃんとやればだいじょうぶ。

> ネットワークαは私の所属(県立施設)の館内LANで、
> ネットワークχは県庁が整備した県内のバックボーンネットワークです。
> 所属の事業で、他の県立施設に自動運転クライアントを設置させてもらって、
> 自然科学系の観測データを収集することになりました。

ありがちだな。観測データはメールで送るとか、WEBDAV使うとか、
にすると IP の問題からは逃げられますけどね。あるいは、VPN
でもいいんだけどさ。

> もし、上記のような場合に混乱が生ずるおそれが無いのであれば、
> ルータяやэは単純にルーティングを行えば良いことになります。

プライベートアドレスどうしでは、一般的に単純ルーティングはで
きません。っていうか、外部からアクセスするんだったら大域ア
ドレス、あるいは、LANを相互接続するなら大域でなくてもアド
レスは合わせないとだめです。

単純ルーティングをあきらめるなら、NATでもいい。なんで
単純ルーティングをあきらめる方が良いと思う。

> ということで、機器調達計画に影響があるので、
> 技術的なところを確実に知っておきたいのです。

うーむ。シロートが確実にやるのと、クロートがいい加減にやるのと
どっちがいいかっていうと... 前者の方がましか?!

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