河野真治 @ 琉球大学情報工学です。

内容なら、もっと短く書けば良いのに〜 本題だけってなら、自分
もそうすべきだよね。僕は宮沢先生ってのは知らないけど、そんな
余計なこと書くより本題に絞るべきだね。

In article <cjr623$g2r$1@news-est.ocn.ad.jp>, "Golden Cross" <pumpkin-soup@coral.ocn.ne.jp> writes
> >    国益みたいな、おそらく「それが増すのが良い」というような概念が、
> >    憲法みたいな法律によって規定される
> > ってのは、それ自体が変だよね。
> どうして「変」なのでしょう。

はっきり法律として国益とはこれこれであると言うように定義する
ならともかく、それとは直接関係ない、国の運営や人権を規定した
法律から導出するのは変だってことです。

> 残念ながら頭が固い。私は憲法表現に根拠を求めようとして求めたの
> ではない。

ふーん。さすがに無理なのはわかっているのね。

> 他の可能性をも視野に入れて検討する過程で、ここぞと言う
> ところは踏み外せないだろうという点を幾つか揚げ、突き詰めていった
> ところ、偶々、憲法の基本的人権の政治(学)に於ける意義を再認識す
> べき点に立ち至ったに過ぎない。同じく憲法表現に落ち着いたからとい
> ってかれこれ混同してもらっては困る。

だったら、基本的人権から始めればいいのに。くだらん用語に
自分ではまってどうする...

>ところが、なに?その「巨視的な統計」ってさ。こういう比喩を言わな
>いと語れないこと自体が、お前の力量不足を示していることだと何故
>気付かないんだい?こんなことも未だ分らないのかい?Sugawara

うーん、やっぱり、微視/巨視つまり、部分と全体の問題がわかっ
てないのか〜

だからさ、
   国民一人一人がお腹が空く ==== 微視的な現象
   国防能力の予算を決める   ==== 巨視的な現象
でしょ? もちろん、
   国民一人が安全に暮らせる ==== 微視的な現象
だよね。この違いはわかる? もちろん高校生なら理解している
はずです。僕も高校生のときに習ったし。

で、
   (a) 国民一人が安全に暮したいと思っている程度
と、
   (b) 国全体が安全になる程度
ってのは、部分と全体の関係にあるので、直接のつながりがない
ってことです。最大公約数と最小公倍数を間違える君には難しい
かも知れないけど、

     国益  = Σ  国民一人の益

ってわけにはいかないってこと。だから、基本的人権から国益を
一般的に導出することはできません。

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Shinji KONO @ Information Engineering, University of the Ryukyus
河野真治 @ 琉球大学工学部情報工学科