河野真治 @ 琉球大学情報工学です。

In article <bh9ght$ql2$1@pin3.tky.plala.or.jp>, "Hiroyuki" <hirorinn@silver.plala.or.jp> writes
> 取り外した部品をまた取り付ける事も出来ますが、
> 分解時に基盤に傷を付けてしまったり、汚れたりして
> 精密部品で修理後のトラブルを避けたい場合は
> 関連部品一式を交換するしかないでしょう。
> 自分が修理する側だったらそうします。

僕だったら、たぶん、そうしない... 何か、もう少し理由があれば
そうするでしょう。一般的に動いているものはいじりたくないって
いう気分ないですか? 

> 技術料6000円は安い金額だと思います。
> この金額だと1時間ぐらいの工数で作業しないといけないので、
> 精密部品を扱う人は大変だと思います。

安いって言うか、まぁ、そんなものでしょう。2時間だと1万円...
そういうの考えずにユーザは言いたいこというもんだが。

> 自分の場合は機械設備関連ですが、時間あたり5000円ぐらい稼いでも、
> 会社は儲からないみたいです。

(会社儲けすぎ...) 修理は単独で儲けを出すのは一般的にはできな
いと思う。全体の品質保証の枠組の中でコストを考えるべきでしょ
うね。例えば1年間の無償修理のコストは生産コストに含めるべき
リスクですよね。それを時給計算するのは正しくないでしょう。

品質の悪い製品を出せば、修理にかかる無償有償費用は莫大になり
修理部門は赤字になりますが、それは生産部門がかぶるべきですよ
ね。

逆に、品質の良い製品を出せれば、リスクが減った分、個々の修理
にコストをかけられるようになります。例えば、消耗品を早めに交
換するとか。

修理で稼ぐっていうのは、そういうことなんじゃないかな。

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Shinji KONO @ Information Engineering, University of the Ryukyus, 
              PRESTO, Japan Science and Technology Corporation
河野真治 @ 琉球大学工学部情報工学科, 
           科学技術振興事業団さきがけ研究21(機能と構成)