In article <bcurko$n68$1@newsl.dti.ne.jp>, K-ichi <k-ichi@mv.0038.net>
wrote:

> 何となく顕微鏡であれこれ見たくなったのですが、どれがどんな
> 利点があるのでしょうか。たとえば以下の2シリーズ〜
> 
> http://www.vixen.co.jp/OLDVIXEN/vixen.co.jp/japanese/micro/micros.htm
> http://www.vixen.co.jp/OLDVIXEN/vixen.co.jp/japanese/micro/FM/index.html
> 
> 〜を比べると、学習用の1000倍のものより実習用の300倍の方が
> 高かったりします。後者の方が格好はいいけど……。 ^-^;

> 特に「これを見たい」ということはなく、上記シリーズぐらいなら
> どれでも買えそうですが、不必要に高価なものを買うのも何ですし、
> 安物買いの何とやらも悲しいですし。

まさに何を見たいか次第だと思います。数万円以下のものは、まずは
おもちゃだと思っておけば間違いないと思います。研究用は数十万円
を超えるものも普通で、上はきりがありません。プランクトンや花粉
程度のものなら、おもちゃクラスでもみえるはずですが、染色体や細
菌などになると、まあ無理でしょう。

顕微鏡の性能は対物レンズの性能でほとんど決まるといっても過言
ではありません。ですから、100倍の上等な対物レンズはそれだ
けでうん十万円します。学習用クラスの100倍の対物レンズは、
まずは使い物にならないと思った方がいいです。ですから、この
クラスでは対物レンズはせいぜい40倍が限度でしょう。

接眼レンズは倍率が高くなると暗くなるので、上等な照明装置が付
いていない場合は、10倍にした方がいいと思います。という次第
で、総合倍率で400倍までと考えて下さい。後は財布との相談で
すね。