先日，久しぶりに，思い立って秋葉原に向かう。
２月に入ったというのに，まだ寒い。

今回の目的は「パソコンソフト」「電解コンデンサ」の入手である。
「電解コンデンサ」が劣化すると，どうもVGAの映りが悪くなるらしい＞M-ATXの場合
特にCPUまわりがヤバいらしく，最後は，「BOOTしていても画面が映らない」ということになり
手も足もでなくなってしまう。
古いマザーを使っているので必需品と思い，備えのために準備しておくことにした。

秋葉の駅を降りてみると，結構な人手であった。
いつもの店をまわり，「パソコンソフト」入手のためにヨドバシカメラに足を踏み入れる。
なんとなく雑然とした感じ。
大型電気店はなんでも揃って良いのだが，お目当ての品物の売り場を見つけるのに
いつも苦労している。
本来，秋葉原は，品物ごとに店が違うというのが昔からの慣わしと思うだが・・・。
ソフトを買おうとCD・DVDの目印で店を登っていくと，なんと音楽CDの売り場に
ついてしまった。
気を取り直して，案内を探す。
エスカレータ脇の案内で，目的のパソコンソフトは2階であることを見つける。
細いエスカレータを降りて行き，やっとパソコンソフトのコーナーにたどり着く。
事前にインターネットで調べて購入や，ソフトもインターネットでDL購入する人が多いのか
他の売り場に比べるとひともまばらであった。
ジャンル別に陳列してあるので，いくつかの箱の説明を読んで
一つを手に取りレジに向かう。
会員証を出してポイントを貯めずに使うことを告げる。
このポイントカードはヨドバシカメラが発祥と聞いたことがある。
ヨドバシカメラには食堂街がある。
次回は食堂街まで進もうと決意してヨドバシカメラを後にする。

ネットで調べるとパソコン用の「電解コンデンサ」を扱っている店は秋葉原にもいくつかある。
まずは，ラジオデパートの店に行ってみる。
狭い通路を通って，目的の店を発見。
対面販売ということがわかり，ある程度知識がないと無理だと思い，別の店に向かう。
以前，家庭内LANを配線したときに部品を購入した某店の地下に入ったが，
パソコン用の電解コンデンサは置いてなかった。
ネットの「一般では入手困難」の文字が頭をよぎる。
ネットで確実に置いている店と紹介されていた千石電商を目指すことにした。

千石は，秋葉に3店展開しており，並んで建っている。
以前は，向かいにソフマップやらあきばおうやらがあり，賑やかなとおりだったが
最近は店が撤退して駐車場になってしまい，人の流れが変わった感じである。
１号店に向かう。
店の中は満員で自分の居場所を見つけるのに苦労する。
今回は地下の部品売り場に降りていく。
部品はきちんと整理されており，引き出しをひいて中から取り出し，
プラスチックの皿にのせてレジに向かう。
お目当てのニチコン製はなかったが，ルビコン製を入手することが出来た。
レジのお兄さんは皿の部品を見て数秒間の沈黙。
不味いことをしたかなと不安に過ごしていると，やおらレジを打ち出した。
部品の値段を思い出そうとしていたことに気づく。
全ての部品価格を記憶していることに関心しながら店をあとにする。

今回は寒いということもあり，この後数店を回って早めの帰途についた。

この「電解コンデンサ」であるが，帰りに見た某店の中古マザーでは
CPUまわりは固体コンデンサに変わっていることがわかった。
マザーに使った場合，固体コンデンサの寿命は半永久的である。
つまり，コンデンサを替えるよりもマザーを替えた方が早いということになり，
ビニール袋にはいったコンデンサを見ながら，もう少し調べてから買えば良かったと
後悔している。

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