On 01 Feb 2010 22:03:51 +0900
Norimasa Nabeta <nabeta@mars.dti.ne.jp> wrote:

まるで,「八甲田山 死の彷徨」ですね。

遭難の原因は
(1)準備不足
(2)軽装備
(3)前夜の壮行会での飲酒,夜更かしによる体力低下
(4)自然の猛威
等々です。

> しばらく、その広い木材の切り出し場みたいな場所でうろうろ
> と悩んでいると林道を下から登山客が登ってきた、早速地図を
> 出して位置の確認をお願いすると、どうやら坂当峠の直下であ
> ることが判明する、すると距離的には夕焼小焼の方が近いこと
> になる、礼を言ってから、その垂直に切り立った壁ののような
> 斜面を登りだしたけど半分くらいまで登ってから、まてよ高低
> 差を考えたら距離的に近くてもこっちの方がペケなんじゃない
> かと思い返したが、お腹の調子が悪いもので判断力が低下して
> いたのか、さっきの黄色いテープの中の人が誘っているのか、
> そのまま坂を北高尾山陵の稜線まで上りきる、と書いていれば
> 格好はいいが綴れ折りの山道の曲がり角が来るたびに地べたに
> 倒れこんで五体投地の参拝でもこんなに頻繁に平伏さないと、
> ぐだぐだでやっと登る、もうHPは0なのでした
> 
> あとは夕焼小焼の分岐路まで行けばいいと楽観して歩き出すも
> 鬼のような急斜面の山が立ちはだかる、また五体投地しながら
> 2つほど山を越えたところでこれは遺書を書いときゃなきゃと
> 思い始める、だんだん駐車場よりも極楽浄土の方が近くなって
> くるのを感じる、でも高尾山で遭難したら格好悪いなあ、せめ
> て乗鞍岳とか谷川岳とかで遭難したかったと欲の深いことを考
> えた、もうこの状態になると普通の景色でも幻影が見えだす、
> 行く手の山頂に道標識が見えると思い、やったここが分岐路か
> と登ると標識などどこにも見当たらない何を見まちがえたかも
> 分らない、それでも朦朧として歩いて行き、とうとうの分岐路
> でもそこから夕焼小焼までは1時間と地図には書かれている、
> 日が暮れるまで到着できるかの不安を考えないようにして降り
> 坂のいっぽん道をぼつぼつと歩きつづける



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