久野です。

  戸田さんからアンケート回答頂きました。

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From: toda@lbm.go.jp
Message-Id: <200602100402.NAA05831@nws5000.lbm.go.jp>
To: kuno@gssm.otsuka.tsukuba.ac.jp

>Q1 自己紹介と、主な購読/投稿グループの列挙
>(全てでなくても構いません)をお願いします。
fj.*への関わりは1990年10月からです。
大学内ネットワークの整備に伴って学内ニュースグループに投稿するようになり、
その延長でfj.*にも関わるようになりました。
NGMP以前の管理人体制が限界に達しつつある頃を知っているわけです。
その後、現職場の「開設準備室」に就職して
就職先のネットワーク環境を整備する立場になり、
それが完成するまでの約4年間がブランクになったのですが、
その間にNGMP体制への移行という大変革が終わっていました。

自発的投稿が多いグループは、やはりfj.rec.railでしょうか。
fj.sci.geoやfj.sci.physicsへの記事には
自分の専門分野ということもあり、よく反応します。
fj.soc.lawには「半ば素人」の立場でよく発言しますし、
fj.sci.lang.japaneseやfj.life.hometownあたりも多いかも。
あと、fj.net.wordsやfj.net.mimeの特定の話題とか^_^;

>Q2 記事の読み書きの際、どのような点に留意していますか?
推薦理由にある
「他人が読んで面白い記事を積極的に投稿するスタイル」
というのは当たっているなと思いました。
読んでもらえなきゃ意味が無いと思っています。

>Q3 記事を投稿する責任とはどのようなものである、と考えていますか?
投稿という行動の「波及効果」を適切に想像して、
それを見越した投稿をするということではないでしょうか。

>Q4 ここのところ、投稿記事数は少ない状態が続いていますが、増やす
>為に解決すべき問題はあるでしょうか? あればそれは何でしょうか?
2000年の夏明けに起ったfj.rec.idolの流通量激減が象徴的だと思うのですが、
掲示板システムとの「役割分担」が進んだ結果だと考えています。
そういう意味では「少なくなったら増やさねばならない」という
単純な話ではないと思います。
少ないことが「活発で無い」という印象を与えることに
つながるのを防ぐという発想であるべきではないでしょうか。
基本的な方向性としては、「役割分担」の存在を踏まえて
fj.*の特色を打出していくのが得策ではないかと漠然と考えています。

>Q5 ニュースグループの整理・統合方針についての意見をお聞かせください。
>(現在の参加者規模に合わせて整理縮小していくべきか、
>現行のカテゴライズを維持すべきか、等)
最近のfj.rec.rail.*の統廃合論議に際しても表明しましたが、
「流通量が減ったから整理縮小」という単純な話では無いと思います。
整理縮小することによって参加者がどのように行動するかについて、
ある程度の確実性を伴った予測を行った上で、
それがfj.*にとって得策かどうかを判断する必要があると思います。
整理縮小を行うなら行うで、それに伴って、
fjソサイエティ有志としての何か積極的な「働き掛け」を
実施する必要がある可能性は高いだろうと思っています。

>Q6 あなたが想像する 3年後(あるいは 5年後、10年後)のfjのあるべき、
>またはあって欲しい姿はどのようなものですか?
メジャーな掲示板システム等と比較して、fj.*には、
ある種の「堅さ」「真面目さ」のイメージがあるのではないでしょうか。
(スラッシュドットと双壁をなすかも^_^;)
このイメージは維持して行けば良いと思うので、
そのようなイメージで確たる地位を確立すれば良いと思います。

>Q7 委員に必要な資質とは何だと思いますか?
とりあえずは、状況に応じて柔軟に、しかし筋はきちんと通して
手続を進めて行ける実務能力でしょうか。
その一方で、指導力が要求される場面もあるし、
しかもそれを中立性と両立させねばなりませんから、
そのあたりの加減ができる必要はあるでしょうね。

>Q8 fjが他の参加型メディアなどを鑑みて、良いと思う点は何ですか?
掲示板システムには、どうしても設置主体に依存する「色」が出ます。
その種の「色」が出にくいというNetNewsの特性は好きです。
また、数時間以内にフォローしないと取り残されかねないようなセッカチさが
無いという、ノンビリした雰囲気も好きです。

>Q9 あなたはfj憲章についてどのように考えていますか?
fj.*としての対外アピールの一環として、必要な成文化でしょう。
ただ、現状では折角の成果が活かされていないと思うので、
活かしていく努力は必要でしょうね。

>Q10 あなたはfjにおける実名使用の是非や規則化などについてどう考えますか?
ある意味「文化の違い」とも言えることなので強制的手法には賛成できません。
ただ、実名反対派が「匿名性」の確保を理由に据えるのは違うと思っています。
ハンドルで語り合う文化圏においても、
実名と同程度に「個人を識別する呼称」としてハンドルが用いられるべきだと思うし、
しっかりしたハンドル文化圏は実際にそうなっていると認識しています。
ハンドルはあくまで「ネット向けの人格」に切替えるための手段だと思います。

>Q11 他に何か表明したいことがあれば、お願いします。
特にありません。

                                戸田 孝@滋賀県立琵琶湖博物館
                                 toda@lbm.go.jp